AI Maxの最終ページURLの拡張とは、Google AIがユーザーの検索意図を考慮し、広告主が設定した最終ページURL以外の関連ページをランディングページとして選択できる機能です。適切なページへ誘導できる可能性がある一方、意図しないURLが選ばれないよう設定と確認が必要です。
「AI Maxを有効にしたら、広告の遷移先が変わった」「広告用LPではなく記事ページが表示されている」「特定のLPだけに誘導したいが、どの設定を変更すればよいか分からない」と悩む広告運用担当者もいるのではないでしょうか。
Google広告のAI Maxでは、検索語句とのマッチングや広告文の最適化に加え、ユーザーの検索意図に合うWebページを自動的に選ぶ機能を利用できます。
ただし、Webサイトに複数のサービスページやコラム、採用情報、問い合わせ完了ページなどが存在する場合、広告の目的と異なるページへの遷移を防ぐための確認が必要です。
本記事では、2026年10月時点のGoogle公式情報をもとに、最終ページURLの拡張の仕組み、設定方法、URLの追加・除外、レスポンシブ検索広告(RSA)の見出し固定への影響、ランディングページレポートの確認方法を解説します。
広告主が指定したURL以外を遷移先として選ぶ場合があります。
追加は広告グループ単位、除外はキャンペーン単位です。
ランディングページレポートなどで自動選択されたURLを調べます。
- AI Maxの最終ページURL拡張とは?LPを自動選択する仕組み
- AI Maxの最終ページURL拡張の利用条件と他機能との関係
- AI Maxの最終ページURL拡張を設定する方法|管理画面の操作手順
- AI MaxのURLの追加とは?広告グループ単位で遷移先を指定する方法
- AI MaxのURLの除外とは?意図しないLPへの遷移を防ぐ設定方法
- 最終ページURL拡張・URL追加の組み合わせで何が変わる?
- AI Maxで実際に選ばれたLPを確認する方法|ランディングページレポート
- AI MaxのURL拡張でRSAの見出し固定はどうなる?広告文との関係
- AI Maxの最終ページURL拡張でGA4・計測パラメータはどうなる?
- BtoB企業はAI Maxの最終ページURL拡張をどう管理すべき?
- AI Maxで意図しないページに遷移した場合の対処方法
- AI Maxの最終ページURL拡張|公開前・配信後チェックリスト
- AI Maxの最終ページURL拡張に関するよくある質問
- まとめ|AI Maxの最終ページURL拡張はLPの自動選択と制御の両立が重要
- 関連記事|AI Maxの仕組み・主要機能とP-MAXとの違い
- 参考情報|Google広告の公式ヘルプ
AI Maxの最終ページURL拡張とは?LPを自動選択する仕組み
最終ページURLとは
最終ページURLとは、検索広告をクリックしたユーザーがアクセスするランディングページのURLです。
通常の検索広告では、広告主がレスポンシブ検索広告などに最終ページURLを設定します。
例えば、BtoB企業が「広告運用支援」の広告を配信する場合、広告クリック後の遷移先として広告運用支援サービスのLPを指定できます。
一方、最終ページURLの拡張を有効にすると、Google AIが検索語句との関連性を判断し、指定したページとは異なるURLを選択する可能性があります。
検索語句に合わせて関連ページを選択する
Google公式ヘルプでは、最終ページURLの拡張について、検索語句との関連性が高く、広告グループのテーマに沿うURLにトラフィックを誘導すると説明しています。
例えば、企業のWebサイトに次のページがあるとします。
| ページ | 主な内容 | 検索意図との関係 |
|---|---|---|
| サービス総合ページ | 提供サービス全体の紹介 | 企業・サービスの全体像を知りたい検索 |
| 広告データ分析ページ | 広告効果の可視化や分析方法 | 広告データの管理を改善したい検索 |
| 顧客分析ページ | 顧客理解・分析サービスの説明 | 顧客データを分析したい検索 |
| 問い合わせページ | サービスに関する相談受付 | 企業へ直接相談したい検索 |
広告主がサービス総合ページを指定していても、検索内容が「広告データの可視化」であれば、Google AIが広告データ分析ページを関連性の高い遷移先として選ぶ可能性があります。
ただし、どのURLが選ばれるかはGoogleの判断や広告設定によって異なります。特定の検索語句に対して必ず特定ページが選ばれるわけではありません。
広告クリックからページ表示までの流れ
課題や商品に関連する語句を入力
検索語句と広告の関連性を評価
設定に応じて自社サイト内のページを選択
選択されたページへユーザーを誘導
最終ページURLの拡張によるメリット
検索ユーザーが求める情報に関連するページへ直接誘導できる可能性があります。
サービス別・用途別のページを活用し、検索内容とページの関連性を高めることを目指します。
テキストのカスタマイズと連携し、選択されたページに関連する広告文を利用できます。
広告主がすべての検索語句に対する遷移先を個別に選ぶ作業を、一部自動化できる可能性があります。
ただし、最終ページURLの拡張を有効にすれば、必ずコンバージョン率やCPAが改善するわけではありません。
広告の目的に合ったLPへユーザーを誘導できているかを、実際のレポートで確認することが重要です。
AI Maxの最終ページURL拡張の利用条件と他機能との関係
AI Maxのアセットの最適化に含まれる機能
AI Maxは、検索キャンペーンのターゲティングと広告素材を強化するための機能群です。
Google公式ヘルプでは、AI Maxの「アセットの最適化」に、テキストのカスタマイズと最終ページURLの拡張が含まれると説明されています。
| 機能 | 主な役割 | 設定単位 |
|---|---|---|
| 検索語句とのマッチング | 関連する検索語句への配信機会を広げる | キャンペーン・広告グループ |
| テキストのカスタマイズ | 広告見出し・説明文を生成する | キャンペーン |
| 最終ページURLの拡張 | 関連性の高い遷移先ページを選択する | キャンペーン |
| URLの追加 | 動的ランディングページの候補を指定する | 広告グループ |
| URLの除外 | 自動選択の対象から特定ページを除外する | キャンペーン |
最終ページURLの拡張とテキストカスタマイズの依存関係
テキストのカスタマイズは、Google AIがWebサイトや既存広告などの情報を参考に、広告見出し・説明文を自動生成する機能です。
最終ページURLの拡張では、検索意図に関連するページが選ばれた際に、そのページと広告文の関連性を高めるため、テキストのカスタマイズを利用します。
そのため、最終ページURLの拡張だけを独立して有効にすることはできません。
Google公式ヘルプでは、テキストのカスタマイズを無効にすると、最終ページURLの拡張も自動的に無効になると説明しています。
広告文の自動生成を停止したい場合は、遷移先の自動選択にも影響することを理解してから設定を変更しましょう。
新規キャンペーンでは初期状態で有効な場合がある
Google公式のAI Max設定ガイドでは、AI Maxを有効にした場合、テキストのカスタマイズと最終ページURLの拡張が初期状態で有効になると案内されています。
そのため、特定のLPだけに誘導したい広告主は、キャンペーン作成時やAI Max有効化時に、最終ページURLの拡張がオンになっていないか確認する必要があります。
最終ページURL拡張とP-MAXのURL拡張は同じ設定ではない
P-MAXでも、ユーザーの検索意図に応じて関連性の高いURLへ誘導する機能を利用できます。
ただし、AI Maxは検索キャンペーン向けの機能であり、P-MAXは複数の広告チャネルへ配信する独立したキャンペーンタイプです。
URLの追加・除外の設定単位や広告素材の管理方法が異なるため、Google広告のヘルプを確認するときは、AI Max向けかP-MAX向けかを区別しましょう。
AI Maxの最終ページURL拡張を設定する方法|管理画面の操作手順
既存の検索キャンペーンで有効にする手順
Google広告で検索キャンペーンを開く
Google広告にログインし、最終ページURLの拡張を設定する検索キャンペーンを選択します。
キャンペーン設定からAI Maxを開く
対象キャンペーンのAI Max設定パネルを表示します。
AI Maxを有効にする
AI Maxの設定がオフの場合は、利用する機能を確認して有効にします。
すでにAI Maxが有効なキャンペーンでは、次の設定確認へ進みます。
テキストのカスタマイズを確認する
「アセットの最適化」パネルを開き、テキストのカスタマイズが有効になっているか確認します。
この機能が無効の場合、最終ページURLの拡張を利用できません。
最終ページURLの拡張をオンにする
「最終ページURLの拡張」に相当する設定を有効にします。
オンにすると、Google AIが検索意図に関連する自社サイト内のURLを広告の遷移先として選ぶ場合があります。
URLの除外が必要か確認する
採用情報、問い合わせ完了ページ、古いサービスページなど、広告の遷移先にしたくないページを整理します。
必要に応じて、同じAI Max設定パネルからURLの除外を追加します。
設定を保存し、配信後のURLを確認する
設定を保存した後、ランディングページレポートなどから、実際にどのURLが選択されているか確認します。
最終ページURLの拡張を無効にする方法
特定のLPへ遷移させる必要がある場合は、最終ページURLの拡張をオフにすることもできます。
なお、最終ページURLの拡張をオフにする場合でも、テキストのカスタマイズは有効のまま利用できます。
ただし、広告グループにURLの追加を設定している場合は、別途その設定も確認してください。
新しい検索キャンペーンでの設定
新しく検索キャンペーンを作成する場合は、キャンペーン作成画面のAI Max設定から最終ページURLの拡張を確認できます。
広告主が特定のLPのみを使用する方針であれば、作成時にURL拡張をオフにするか、必要なURL制御を検討しましょう。
実際の管理画面に表示されるメニュー名や配置は、アカウントの条件やGoogle広告の更新によって異なる場合があります。
AI MaxのURLの追加とは?広告グループ単位で遷移先を指定する方法
URLの追加は広告グループ単位の設定
Google公式ヘルプでは、URLの追加は広告グループ単位で利用する機能と説明されています。
例えば、同じ検索キャンペーンで複数のサービスを扱っている場合、広告グループごとに関連するURLを設定する方法が考えられます。
| 広告グループ | URL追加の対象例 | 管理の目的 |
|---|---|---|
| 広告運用支援 | /services/ads/ | 広告運用に関連するLPを指定 |
| 顧客データ分析 | /services/data/ | データ分析に関連するLPを指定 |
| マーケティング支援 | /services/marketing/ | マーケティング支援のLPを指定 |
※URLは設定例です。IMの実際の広告アカウントやサービスページ構成を示すものではありません。
URLの追加設定方法
Google公式ヘルプでは、広告グループのAI Max設定からURLの追加を利用する方法が案内されています。
対象キャンペーンを選択する
URLを追加したい検索キャンペーンを開きます。
広告グループを開く
広告グループ単位のAI Max設定を表示します。
URLの追加を選択する
「URLの追加」に相当する項目を選択し、必要なURLや利用可能なURL条件を設定します。
対象範囲を確認して保存する
指定したURLや条件が広告グループの目的と一致しているかを確認し、保存します。
最終ページURLの拡張がオンの場合は指定外のURLも選ばれる
ここは特に間違えやすいポイントです。
Google公式ヘルプでは、URLの追加と最終ページURLの拡張を両方有効にした場合、広告主が指定したURLだけでなく、Googleが成果につながる可能性が高いと判断した別のURLも利用されると説明されています。
そのため、「URLを追加したので、ほかのページには遷移しない」と考えるのは適切ではありません。
特定のURLだけを動的ランディングページの対象にしたい場合は、最終ページURLの拡張をオフにしたうえで、URLの追加を利用する方法があります。
URLの追加と検索語句とのマッチングの関係
Google公式ヘルプでは、URLの追加と検索語句とのマッチング、最終ページURLの拡張の設定の組み合わせによって、動的ランディングページやターゲティングの範囲が変わると説明しています。
例えば、最終ページURLの拡張をオンにした場合は、追加したURL以外の関連ページも動的ランディングページやターゲティング拡張に使用される可能性があります。
そのため、設定時は「どのページへ誘導したいか」だけでなく、「どの検索需要への配信を許容したいか」もあわせて考える必要があります。
AI MaxのURLの除外とは?意図しないLPへの遷移を防ぐ設定方法
URLの除外はキャンペーン単位の設定
AI Maxでは、最終ページURLの拡張によって関連性の高いページが自動的に選ばれます。
ただし、Webサイト内のすべてのページが広告の遷移先として適しているとは限りません。
例えば、採用情報や問い合わせ完了ページは、ユーザーの検索意図と一部関連していても、広告の目的とは異なる場合があります。
こうしたページを自動選択の対象から外すために、URLの除外を利用できます。
除外を検討したいページの例
| ページの種類 | 主なリスク | 対応例 |
|---|---|---|
| 問い合わせ完了ページ | 広告クリック後にフォーム完了画面が表示される | 個別URLを除外 |
| 採用・求人ページ | 見込み顧客向け広告の遷移先として不適切 | 採用関連のURLパターンを除外 |
| 終了したキャンペーン | 古い料金・提供条件を案内する | 対象URLを除外 |
| サービス提供終了ページ | 現在利用できない商品を案内する | 対象URLを除外 |
| 広告目的と異なるブログ記事 | 情報提供のみで問い合わせ導線が弱い | 成果を確認して必要な範囲を除外 |
| 法務確認が必要なページ | 広告利用に適さない表現が含まれる | 確認完了まで除外を検討 |
ただし、ブログ記事やFAQなどがすべて広告の遷移先に適していないわけではありません。
比較検討段階のユーザーに役立つ記事であれば、広告の遷移先として機能する可能性もあります。
そのため、ページの種類だけで一律に除外するのではなく、広告目的と成果を踏まえて判断しましょう。
URLの除外を設定する手順
Google広告の対象検索キャンペーンを開く
URLを除外したい検索キャンペーンを選択します。
AI Maxの設定を開く
AI Maxが有効であることを確認します。
最終ページURLの拡張を確認する
テキストのカスタマイズと最終ページURLの拡張が有効になっていることを確認します。
Google公式ヘルプでは、これらがURL除外機能の利用条件として案内されています。
「URLの除外を追加」を選択する
最終ページURLの拡張設定内で、URLの除外を追加します。
除外URLまたはルールを登録する
「URL」タブで特定URLを指定するか、「ルール」タブでURLに関する条件を設定します。
設定を適用・保存する
除外対象を確認し、「適用」「保存」に相当する操作で設定を確定します。
特定URLの除外とURLルールの違い
特定URLの除外は、個別のページを自動選択の対象から外す方法です。
一方、URLルールは、URLに含まれる文字列などを指定して、複数ページをまとめて管理する方法です。
問い合わせ完了ページを広告の遷移先から外したい場合の例です。
採用関連のページ群を広告の遷移先から外したい場合の例です。
ただし、URLルールの文字列を広く設定しすぎると、本来広告に利用したいページまで除外する可能性があります。
設定前に対象URLの一覧を確認し、必要なページを誤って除外していないか確認しましょう。
URL除外は通常のRSAの最終ページURLを一括変更する機能ではない
URLの除外は、AI Maxの最終ページURLの拡張によって自動選択されるURLを制御するための設定です。
広告主がRSAに明示的に設定している最終ページURLの内容そのものを、自動で修正するための機能ではありません。
広告主が登録した広告URLに問題がある場合は、対象広告の最終ページURLも確認する必要があります。
最終ページURL拡張・URL追加の組み合わせで何が変わる?
主な設定パターンを比較
| 最終ページURL拡張 | URLの追加 | 主な動作 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| オン | なし | Google AIが関連URLを自動選択 | 指定外のページへ遷移する可能性 |
| オン | あり | 追加したURLと、Google AIが関連すると判断した他のURLが候補になる | 追加URLだけには限定されない |
| オフ | あり | 広告グループで指定したURLを動的ランディングページとして利用 | 通常のRSAで設定したURLも含めた挙動を確認する |
| オフ | なし | 通常の広告で指定した最終ページURLを中心に配信 | 意図したURLを広告側で設定する |
このように、URLの追加を設定しているかどうかによって、最終ページURLの拡張をオフにした場合の動作も変わります。
特定のLPだけへ誘導したい場合
広告主が、特定のLP以外への遷移を認めない場合は、最終ページURLの拡張をオフにする方法が基本的な選択肢になります。
そのうえで、広告グループにURLの追加を設定している場合は、その設定内容も確認しましょう。
RSAで登録した最終ページURLとURLの追加設定が一致しているかも確認すると、遷移先の管理を整理しやすくなります。
複数LPを柔軟に活用したい場合
サービスごとに関連するページが複数あり、検索意図に応じて最適なページを選ばせたい場合は、最終ページURLの拡張を利用する方法が考えられます。
この場合は、広告の遷移先として適さないURLを除外し、ランディングページレポートで実際の配信先を確認することが重要です。
LPを厳密に固定したい:最終ページURLの拡張をオフにし、URL追加設定も含めて確認する。
複数LPの活用を重視したい:最終ページURLの拡張をオンにし、除外ルールとレポートで管理する。
特定のページ群だけを利用したい:URLの追加と最終ページURLの拡張の組み合わせを検討する。
AI Maxで実際に選ばれたLPを確認する方法|ランディングページレポート
ランディングページレポートで「選択方法」を確認する
Google広告では、ランディングページレポートから、広告クリック後に利用されたページの実績を確認できます。
Google公式ヘルプによると、最終ページURLの拡張で選択されたURLも、このレポートに含まれます。
また、「選択方法」列では、URLがAI Maxによって選択されたかどうかを確認できます。
そのため、広告主が登録したURLとAIによって自動選択されたURLを区別する際に役立ちます。
ランディングページレポートで確認する項目
| 確認項目 | 何が分かるか | 改善への活用 |
|---|---|---|
| ランディングページURL | 実際に利用された遷移先 | 意図しないページがないか確認 |
| 選択方法 | AI Maxによる自動選択かどうか | URL拡張の利用状況を把握 |
| クリック数 | LPへの流入量 | 配信先ごとの流入傾向を確認 |
| 広告費 | 対象URLに関連する費用 | 広告費の配分を把握 |
| コンバージョン | LPに関連する獲得成果 | 成果が出ているページを確認 |
| CPA・CVR | LP別の獲得効率 | 改善・除外の必要性を検討 |
ランディングページレポートからURLを除外する
Google公式ヘルプでは、ランディングページレポートから、対象ページを除外URLとして追加する方法も案内されています。
例えば、成果が低いページや、広告目的と関連性の低いページが確認された場合は、そのURLを選択し、「除外URLとして追加」に相当する操作で除外を検討できます。
ただし、成果が低いという理由だけで直ちに除外するのではなく、ページの役割、クリック数、検索意図、コンバージョン計測の状況も確認することが重要です。
「拡張された最終ページURLのアセット」タブを確認する
Google広告のキャンペーン単位のアセットレポートでは、「拡張された最終ページURLのアセット」タブが案内されています。
このレポートでは、広告アセットとURLの組み合わせを確認できます。
例えば、あるURLが選ばれた際に、どの広告見出しなどのアセットが使われたかを確認することができます。
そのため、遷移先URLだけでなく、広告文とLPの内容が一致しているかを分析する際に役立ちます。
検索語句と広告の組み合わせを確認する
AI Maxでは、検索語句レポートに「検索語句と広告の組み合わせ」というビューが用意されています。
このビューでは、検索語句、広告見出し、ランディングページなどを組み合わせて確認できます。
例えば、次のような関係を整理できます。
| 検索語句の例 | 広告見出し | 遷移先LP | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 広告データ 分析 | 広告データ分析を支援 | 広告データ分析ページ | 検索意図と一致しているか |
| 顧客理解 方法 | 顧客分析を支援 | 顧客分析ページ | 適切な情報を提供しているか |
| 広告運用 相談 | 広告運用の課題を整理 | 広告運用支援ページ | 問い合わせ導線が適切か |
※上記は確認方法を説明するための架空の例であり、実際の広告配信実績ではありません。
「意図しない遷移」と「成果の低い遷移」を分けて評価する
広告の遷移先を評価するときは、2つの問題を分けて考えることが重要です。
一つは、採用ページや完了ページなど、そもそも広告目的に適さないURLが選ばれている場合です。
もう一つは、サービスに関連する正しいLPが選ばれているものの、コンバージョン率などの成果が低い場合です。
前者はURLの除外などで対応することが考えられます。
一方、後者は検索語句、広告文、LP内容、フォーム導線を確認し、ページ改善が適切な場合もあります。
AI MaxのURL拡張でRSAの見出し固定はどうなる?広告文との関係
RSAの見出し固定とは
RSAは、複数の広告見出しと説明文を組み合わせて広告を表示する形式です。
広告主は、特定の見出しや説明文を指定した位置に固定する設定を利用できます。
例えば、商品名や企業名、法務上必要な表現などを固定したい場合があります。
ただし、AI MaxのURL関連機能を利用する場合は、固定の扱いが変わる点に注意が必要です。
最終ページURLの拡張で固定が尊重されない場合
Google公式ヘルプでは、最終ページURLの拡張を有効にし、より関連性が高い別のURLが選ばれた場合、RSAで固定したアセットが利用されないと説明されています。
これは、広告主が固定した広告文が、選択されたページの内容と一致しない可能性があるためです。
また、URLの追加を有効にしている場合も、固定アセットが尊重されないと案内されています。
RSAの固定が重要な場合の設定
Google公式ヘルプでは、RSAの固定アセットを確実に利用したい場合、最終ページURLの拡張とURLの追加をどちらも使用しないよう案内しています。
| 最終ページURL拡張 | URLの追加 | RSAの固定アセット |
|---|---|---|
| オフ | なし | 通常どおり固定が尊重される |
| オン | なし | より関連性の高い別URLが選ばれると固定が尊重されない |
| オフ | あり | 固定が尊重されない場合がある |
| オン | あり | 固定が尊重されない場合がある |
そのため、広告表現の厳格な管理が必要な企業では、最終ページURLの拡張やURLの追加を利用するかどうかを慎重に判断しましょう。
広告文とLPの内容が一致しているか確認する
AI Maxでは、テキストのカスタマイズによって広告文が自動生成される場合があります。
選択されたURLに合わせて広告見出しや説明文が生成された場合でも、その表現が自社サービスの説明と一致しているか確認する必要があります。
特に、価格、サービス提供地域、商品機能、成果に関する表現などは注意が必要です。
広告見出し・説明文の自動生成を詳しく管理したい場合は、アセットレポートやテキストガイドラインの利用も検討しましょう。
「特定の見出しが必ず表示されること」を前提に広告審査や法務確認を行っている場合は、最終ページURLの拡張だけでなく、URLの追加も確認してください。
Googleの広告仕様や利用できる制御機能は更新されるため、必須表記がある場合は最新の公式ヘルプと実際の管理画面で確認することが重要です。
AI Maxの最終ページURL拡張でGA4・計測パラメータはどうなる?
遷移先URLが変わると計測設定にも影響する可能性
Google広告では、広告クリックを計測するためにトラッキングテンプレートや最終ページURLのサフィックスなどを利用できます。
しかし、最終ページURLの拡張によって、広告主が設定したURLとは異なるページが選ばれた場合、トラッキング設定によっては想定どおりに動作しない可能性があります。
Google公式ヘルプでは、動的ランディングページと既存のトラッキングテンプレートに互換性がない場合、404エラーなどが発生する可能性があると説明しています。
トラッキングテンプレートの確認
Google広告では、{lpurl}などのValueTrackパラメータを利用してランディングページURLを参照できます。
最終ページURLの拡張では遷移先が変わるため、現在使用しているテンプレートが動的URLに対応できるか確認しましょう。
特に、Google公式ヘルプでは、次のような形式の扱いに注意するよう案内しています。
{lpurl}?{lpurl}&{lpurl}#{lpurl}
これらの形式は、トラッキングパラメータの付け方によって使用方法が変わります。
既存の設定をそのまま流用するのではなく、動的に選択されたURLでも正しく遷移・計測できるか確認することが重要です。
GA4で確認したい項目
GA4を利用している場合は、広告クリック後のページ表示やコンバージョン計測が正常に行われているか確認しましょう。
| 確認項目 | 主な目的 |
|---|---|
| Google広告とGA4の連携 | 広告経由のアクセスを適切に分析する |
| 自動タグ設定 | 広告クリックの識別に必要な設定を確認する |
| ランディングページの表示 | 選択されたページが正常に読み込まれるか確認する |
| 計測パラメータ | 遷移後も必要なパラメータが保持されるか確認する |
| コンバージョン計測 | フォーム送信や資料請求などが正しく計測されるか確認する |
| リダイレクト | URL変更によって計測情報が失われないか確認する |
広告クリックとLP別の成果を分けて分析する
GA4では、ページやセッションなどの情報を確認できます。
一方、Google広告のランディングページレポートでは、広告に関連するURL別の掲載結果を確認できます。
両者は計測条件や集計方法が異なるため、数値が完全に一致するとは限りません。
そのため、「Google広告ではどのURLが選ばれたか」「GA4ではそのページでどのような行動が発生したか」を分けて分析すると整理しやすくなります。
BtoB企業はAI Maxの最終ページURL拡張をどう管理すべき?
サービスページと情報提供ページを区別する
BtoB企業のWebサイトには、商品・サービスの紹介ページだけでなく、顧客課題を解説するコラムや導入事例、FAQなどが存在します。
これらは顧客理解や比較検討を支援する情報として重要ですが、すべてのページが問い合わせ獲得に適した導線を持っているとは限りません。
例えば、情報収集段階のユーザーにはコラムが役立つ一方、具体的な導入検討を進めているユーザーにはサービスLPや導入事例が適している場合があります。
そのため、最終ページURLの拡張を利用するときは、ユーザーの検索意図とページの役割をあわせて確認しましょう。
ページの種類ごとに方針を整理する
| ページの種類 | 広告利用の考え方 | 確認したい項目 |
|---|---|---|
| サービスLP | 広告の目的と一致する場合は優先候補 | 機能・価格・CTA・フォーム |
| 導入事例 | 比較検討段階のユーザーに役立つ可能性 | 事例の鮮度・掲載許諾・CTA |
| FAQ | 検索意図との関連性が高い場合は検討可能 | 質問への回答・サービス導線 |
| コラム・SEO記事 | 目的に応じて選択 | 内容の関連性・CTA・成果 |
| セミナーページ | 集客期間・広告目的と一致する場合に検討 | 開催日・申込受付・終了状態 |
| 採用ページ | 見込み顧客向け広告では原則対象外を検討 | URL除外の必要性 |
| 問い合わせ完了ページ | 通常は広告遷移先に適さない | URL除外・CV計測の設定 |
LPのCTAやフォーム導線を確認する
最終ページURLの拡張で関連性の高いページが選ばれた場合でも、そのページに適切なCTAがなければ、問い合わせなどの成果につながらない可能性があります。
例えば、サービス導入を検討しているユーザー向けのページであれば、次のような情報があるか確認しましょう。
- サービスの対象となる企業や担当者
- 解決できる課題と提供内容
- 機能やサービス範囲
- 導入条件や注意点
- 問い合わせ・資料請求などのCTA
- 関連する導入事例やFAQ
LPの整備は、最終ページURLの拡張を利用する場合だけでなく、通常の検索広告でも重要です。
広告から発見した顧客ニーズをコンテンツ改善に活用する
最終ページURLの拡張によって新しい遷移先が利用された場合、どの検索語句とどのページが関連付けられたかを確認できます。
この情報は、顧客がどのような課題を持って検索しているのかを理解する手がかりになります。
例えば、検索語句とLPの関連性を分析することで、サービスページの見出しやFAQ、比較表などの改善を検討できます。
ただし、広告の検索語句データとSEOの検索クエリは計測条件が異なるため、同じ数値として比較しないようにしましょう。
最終ページURLの拡張は、広告の遷移先をAIに任せるだけの機能ではありません。
どの検索意図に対してどのページが選ばれ、どのような成果が発生したかを分析することで、LP、SEO記事、FAQなどの情報設計を見直す手がかりになります。
特にBtoBでは、コンバージョン件数だけでなく、有効リードや商談化などの事業指標も含めて評価することが重要です。
AI Maxで意図しないページに遷移した場合の対処方法
よくあるトラブルと対処方法
| 発生している問題 | 考えられる原因 | 主な対処方法 |
|---|---|---|
| 広告が採用ページに遷移する | 自動選択の対象に含まれている | URL除外を設定する |
| 問い合わせ完了ページへ遷移する | 広告対象として不適切なURLが選ばれている | 個別URLを除外する |
| 指定したLP以外へ遷移する | 最終ページURLの拡張が有効 | 拡張設定・追加URLを確認する |
| URLを追加しても別ページへ遷移する | 最終ページURLの拡張も有効 | 両設定の組み合わせを見直す |
| 広告の必須見出しが表示されない | URL拡張やURL追加によりRSAの固定が尊重されない | URL関連機能の利用を見直す |
| 404エラーが発生する | 動的URLとトラッキングテンプレートが不整合 | URL・リダイレクト・計測パラメータを確認する |
| クリックは増えたがCVが減った | LPと検索意図の不一致など | 検索語句・広告文・LP・計測を確認する |
問題発生時の確認手順
ランディングページレポートを確認する
意図しないURLが実際に選択されているか、選択方法と実績を確認します。
最終ページURLの拡張設定を確認する
AI Maxで最終ページURLの拡張が有効になっているか確認します。
URLの追加・除外設定を確認する
広告グループのURL追加、キャンペーンのURL除外、URLルールを確認します。
検索語句と広告文を確認する
検索語句と広告文の組み合わせを確認し、LPとの関連性を評価します。
原因に応じて設定を変更する
不要なURLを除外する、拡張をオフにする、LPを修正するなど、必要な対応を選びます。
変更後の結果を確認する
設定変更履歴を残し、選択URLや広告成果の変化を確認します。
設定変更後すぐに成果を断定しない
最終ページURLの拡張を有効・無効にした場合、広告の遷移先や利用される広告アセットが変わる可能性があります。
そのため、変更直後の短い期間だけで成果を断定せず、コンバージョンの計測遅延や広告の配信状況を考慮して評価しましょう。
ただし、意図しないページへの遷移や404エラーなど、ユーザー体験に直接影響する問題が発生している場合は、必要な修正を優先することが重要です。
AI Maxの最終ページURL拡張|公開前・配信後チェックリスト
設定前のチェック項目
- 対象の検索キャンペーンを決めた
- 広告の目的と主KPIを決めた
- AI Maxを有効にする方針を確認した
- テキストのカスタマイズの設定を確認した
- 最終ページURLの拡張を利用する目的を整理した
- 特定LPのみへ誘導する必要性を確認した
- 広告主が登録した最終ページURLを確認した
- LPの内容とCTAが最新である
URL追加・除外のチェック項目
- 広告グループごとのURL追加設定を確認した
- URLの追加だけでは対象が限定されない場合を理解した
- 採用情報のURL除外を検討した
- 問い合わせ完了ページを確認した
- 終了したサービスページを確認した
- 古いキャンペーンページを確認した
- URLルールの対象範囲を確認した
- 必要なLPが誤って除外されていない
広告文・計測設定のチェック項目
- RSAの広告見出し固定が必要か確認した
- URL拡張による固定アセットへの影響を確認した
- 広告文とLPの内容が一致している
- 生成アセットの確認担当者を決めた
- トラッキングテンプレートを確認した
- 動的URLでリンク切れが発生しない
- GA4の計測設定を確認した
- コンバージョン計測が正常に動作している
配信後のチェック項目
- ランディングページレポートを確認した
- 「選択方法」列を確認した
- 自動選択されたURLを確認した
- 意図しないページがないか確認した
- 検索語句と広告文の組み合わせを確認した
- 広告文とLPの関連性を確認した
- URL別のクリック・広告費を確認した
- URL別のCV・CPAを確認した
- 必要に応じて除外URLを更新した
- LPの改善が必要か判断した
- 変更履歴を記録した
- 次回の確認日と担当者を決めた
AI Maxの最終ページURL拡張に関するよくある質問
AI Maxの最終ページURLの拡張とは何ですか?
Google AIが検索ユーザーの意図に応じて、広告主が設定した最終ページURL以外の関連ページを選択できる機能です。検索語句との関連性が高く、広告グループのテーマに沿ったページが候補になります。
最終ページURLの拡張は自動的にオンになりますか?
Google公式ヘルプでは、AI Maxを有効にした場合、テキストのカスタマイズと最終ページURLの拡張が初期状態でオンになると説明されています。設定はキャンペーン単位で変更できます。
AI Maxで特定のLPだけに誘導できますか?
特定のLPだけに誘導したい場合は、最終ページURLの拡張をオフにする方法が考えられます。URLの追加を利用している場合は、設定したURLとRSAの最終ページURLも確認してください。
URLの追加を設定すれば、指定したURLだけが使われますか?
最終ページURLの拡張をオンにしている場合は、指定したURL以外も利用される可能性があります。指定したURLだけを動的ランディングページとして使いたい場合は、両設定の組み合わせを確認する必要があります。
AI MaxのURLの追加とURLの除外は何が違いますか?
URLの追加は、動的ランディングページの候補を指定する広告グループ単位の設定です。一方、URLの除外は、自動選択の対象から特定URLやURL条件を除外するキャンペーン単位の設定です。
最終ページURLの拡張で選ばれたURLは確認できますか?
はい。ランディングページレポートの「選択方法」列で、AI Maxによって選択されたURLを確認できます。また、アセットレポートや検索語句レポートを使って、広告文や検索語句との関係も確認できます。
URL拡張をオンにするとRSAの見出し固定は無効になりますか?
より関連性の高い別のURLが選ばれた場合、RSAの固定アセットが尊重されません。また、URLの追加を利用している場合も固定が尊重されないとGoogleは説明しています。固定が必須なら、両機能の利用を見直す必要があります。
テキストのカスタマイズをオフにして、URL拡張だけ使えますか?
いいえ。Google公式ヘルプでは、最終ページURLの拡張を利用するにはテキストのカスタマイズが必要と説明されています。テキストのカスタマイズをオフにすると、URL拡張も自動的に無効になります。
URL拡張を有効にするとGA4の計測に影響しますか?
遷移先URLが動的に変わることで、既存のトラッキングテンプレートやリダイレクト設定に影響する可能性があります。Google広告のURL設定とGA4の計測状況を確認し、動的に選ばれたURLでも正常に計測できるか検証しましょう。
AI MaxのURL拡張でCPAは必ず下がりますか?
必ず改善するわけではありません。検索意図に関連するページへ誘導できる可能性はありますが、実際の成果は商材、検索需要、LP、広告素材、予算、入札、計測などの条件によって異なります。自社の広告データで検証することが重要です。
まとめ|AI Maxの最終ページURL拡張はLPの自動選択と制御の両立が重要
本記事のポイントを整理します。
- 最終ページURLの拡張は、検索意図に関連する自社サイト内のページを選択する機能です。
- AI Maxの検索キャンペーンで利用できます。
- テキストのカスタマイズを有効にする必要があります。
- URLの追加は広告グループ単位、URLの除外はキャンペーン単位です。
- 最終ページURLの拡張をオンにしたままURLを追加しても、指定URLだけに限定されるわけではありません。
- 採用ページや問い合わせ完了ページなどは、必要に応じてURL除外を検討しましょう。
- RSAの見出し固定が必要な場合は、URL拡張とURL追加の設定に注意が必要です。
- ランディングページレポートの「選択方法」列で、AI MaxによるURL選択を確認できます。
- 動的URLを利用する場合は、トラッキングテンプレートやGA4の計測も確認しましょう。
- 広告の成果は、クリック数だけでなく、CV数、CPA、商談化などの指標とあわせて評価することが重要です。
AI Maxを活用するうえで重要なのは、遷移先URLの選択をAIに任せること自体ではありません。
検索ユーザーの意図に対して適切なページが選ばれ、そのページで必要な情報や問い合わせ導線を提供できているかを確認することが重要です。
特にBtoB企業では、サービスLP、導入事例、FAQ、コラムなど複数のページが存在するため、広告目的とページの役割を整理する必要があります。
まずは現在のLPとURL設定を確認し、最終ページURLの拡張によって何を改善したいのか、どのページを対象外にすべきかを明確にしたうえで導入を検討しましょう。
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URLの追加・除外やURLルールの考え方。P-MAX向けの説明を含むためAI Maxの設定とは区別して参照
本記事は2026年10月21日時点で確認できるGoogle公式情報とIMデジタルマーケティングニュースの既存記事をもとに作成しています。URLやLP構成の例、BtoB企業の運用例、チェックリストは実務上の提案例であり、実際の広告配信や成果を保証するものではありません。AI Maxの提供条件、管理画面の表示、URL拡張の仕様、レポート項目などは変更される可能性があります。実際の設定時には最新のGoogle広告公式ヘルプと管理画面をご確認ください。

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