初心者向けMicrosoft広告UETタグの設置方法

Microsoft広告
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こんにちは、株式会社インティメート・マージャーのデジタルマーケティング担当です。今回は、Microsoft広告を始めたばかりの方に向けて、UETタグの設置方法について詳しく解説していきます。

UETタグとは?

UETタグ(Universal Event Tracking Tag)は、Microsoft広告のコンバージョントラッキングやリマーケティングに必要なタグです。このタグを自社サイトに設置することで、サイト訪問者の行動を追跡し、広告の効果測定や最適化に役立てることができます。

UETタグは、一度設置すれば、コンバージョンの種類を追加するだけで新しいコンバージョンを追跡できるため、非常に便利です。また、リマーケティングリストの作成にも使用されます。

UETタグの設置手順

では、実際にUETタグを設置する手順を見ていきましょう。

ステップ1:UETタグの作成

  1. Microsoft広告の管理画面にログインし、「ツール」>「コンバージョン追跡」>「UETタグ」の順にクリックします。
  2. 「UETタグの作成」ボタンをクリックし、タグ名を入力します。
  3. 「保存して続行」ボタンをクリックすると、UETタグのコードが表示されます。

ステップ2:UETタグのサイトへの設置

次に、生成されたUETタグのコードを自社サイトに設置します。設置方法は、サイトの構築方法によって異なります。

HTMLサイトの場合

HTMLサイトの場合は、UETタグのコードを<head>タグと</head>タグの間に貼り付けます。すべてのページに設置するのが理想的ですが、最低でもコンバージョンを追跡したいページには設置しましょう。

WordPressサイトの場合

WordPressサイトの場合は、プラグインを使用すると簡単にUETタグを設置できます。「Insert Headers and Footers」などのプラグインをインストールし、UETタグのコードを挿入します。

その他のCMSの場合

その他のCMS(コンテンツ管理システム)を使用している場合は、テンプレートファイルやヘッダーファイルにUETタグのコードを追加します。詳しい方法はCMSのドキュメントを参照してください。

ステップ3:UETタグの動作確認

UETタグを設置したら、正しく動作しているか確認しましょう。Microsoft広告の管理画面で、「ツール」>「コンバージョン追跡」>「UETタグ」の順にクリックし、設置したUETタグのステータスが「タグがアクティブです」になっていれば、正常に動作しています。

また、ブラウザの開発者ツールを使ってUETタグが発火しているかを確認することもできます。ChromeやFirefoxなどの開発者ツールを開き、「ネットワーク」タブでUETタグのリクエストが送信されているかを確認します。

コンバージョンの設定

UETタグを設置したら、次はコンバージョンの設定を行います。コンバージョンとは、広告の目的となる成果のことで、例えば、問い合わせフォームの送信や商品の購入などが該当します。

コンバージョンの設定手順は以下の通りです。

  1. Microsoft広告の管理画面で、「ツール」>「コンバージョン追跡」>「コンバージョンの作成」の順にクリックします。
  2. コンバージョンの名前、種類、値などを設定し、「コンバージョンを作成」ボタンをクリックします。
  3. コンバージョンのタグを生成し、コンバージョン完了ページに設置します。

コンバージョンの種類には、「ウェブページの表示」「購入」「リード」などがあります。自社の広告目的に合わせて適切な種類を選択しましょう。

リマーケティングリストの作成

UETタグを使ってリマーケティングリストを作成することもできます。リマーケティングとは、自社サイトを訪問したことのあるユーザーに対して、再度広告を配信する手法です。

リマーケティングリストの作成手順は以下の通りです。

  1. Microsoft広告の管理画面で、「ツール」>「オーディエンス」>「オーディエンスの作成」の順にクリックします。
  2. 「リマーケティングリスト」を選択し、リストの名前や説明を入力します。
  3. 「ルールの追加」ボタンをクリックし、リストに追加するユーザーの条件を設定します。
  4. 「オーディエンスを作成」ボタンをクリックして完了です。

リマーケティングリストの条件には、「特定のページの訪問」「コンバージョンの完了」「サイト滞在時間」などがあります。自社の広告戦略に合わせて適切な条件を設定しましょう。

まとめ

以上、初心者向けにMicrosoft広告のUETタグの設置方法について解説しました。UETタグは、コンバージョントラッキングやリマーケティングに必要なタグです。自社サイトに正しく設置し、データを活用することで、広告の効果を向上することができます。

UETタグの設置に加えて、コンバージョンの設定やリマーケティングリストの作成にも挑戦してみてください。データに基づいたデジタルマーケティング戦略を立てることで、競合他社に差をつけることができるでしょう。

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