NotebookLMを学習させない設定とは?オプトアウト・データ利用を解説

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NotebookLMのデータ利用・プライバシーを整理
NotebookLMを学習させない設定とは?オプトアウト・データ利用を解説

NotebookLMへアップロードした資料や質問がAI学習に使われるのか、個人アカウントとGoogle Workspaceで何が違うのかを整理します。フィードバック、共有、削除、機密情報の扱いまで、業務利用前に確認したいポイントを解説します。

🛡️ AI学習への利用 💬 フィードバックの注意点 🏢 個人とWorkspaceの違い 🗑️ 共有・保存・削除
名称について NotebookLMは2026年7月に「Gemini Notebook」へ名称変更されました。本記事では、検索で広く使われている「NotebookLM」という名称を中心に、現在のGemini Notebookの仕様を解説します。

✅ この記事で分かること

学習利用の考え方、フィードバック時の注意点、アカウント別の違い、機密情報を扱う前の確認手順が分かります。

⚠️ 最初に確認したいこと

「学習させない専用スイッチをオンにすれば完了」とは限りません。利用アカウント、フィードバック、共有範囲を分けて確認します。

✅ NotebookLMを学習させない設定はある?

結論から言うと、NotebookLMには、すべてのデータ利用を一括で停止するための「AI学習オフ」という専用設定を探すより、利用条件とフィードバックの扱いを確認することが重要です。

NotebookLMへ追加したファイル、生成した出力、チャット履歴は、通常、Googleの基盤となる生成AIモデルの直接学習には使われません。

ただし、個人向けアカウントで高評価・低評価などのフィードバックを送信すると、そのフィードバックに関連する質問、アップロード資料、ソース、生成結果などが、問題確認や製品改善のために収集・確認される場合があります。

したがって、個人アカウントで機密情報を扱う場合は、次の2点が実務上の重要ポイントです。

  • 機密情報を含むノートブックから、内容を確認せずにフィードバックを送信しない
  • AI学習だけでなく、共有権限、保存、チャット履歴、元ファイルの管理も確認する

🔍 「学習させない」の正確な捉え方

「AIモデルの学習に使われないこと」と、「データが保存されないこと」「人に共有されないこと」「ログが残らないこと」は別の論点です。一つの設定だけで判断せず、用途ごとに分けて確認します。

🧠 アップロードしたデータはAI学習に使われる?

「AI学習」「製品改善」「サービス提供」「保存」「共有」は同じ意味ではありません。データが何に使われるのかを分解して確認します。

確認項目 主な意味 NotebookLMでの考え方
生成AIモデルの学習 将来の基盤モデルを改善するためにデータを利用すること 通常、ノートブックの内容は基盤モデルの直接学習には使用されません。ただし、個人向けでフィードバックを送る場合は別途注意が必要です。
サービスの提供 質問への回答、要約、音声解説などを生成すること 追加したソース、チャット履歴、生成物は、ノートブック内の知識ベースや回答生成に使用されます。
安全性・不正防止 不正利用、障害、技術的問題への対応 安全性や信頼性を維持する目的で、データが処理される場合があります。
フィードバック 高評価・低評価などを送信し、問題や品質を報告すること 個人向けでは、フィードバックに関連する質問、ソース、アップロード、出力などが収集・レビュー対象になる場合があります。
保存 ノートブック、ソース、チャット履歴がアカウント上に残ること AI学習に使われない場合でも、サービスを利用するためのデータは保存されます。
共有 他のユーザーがノートブックやソースへアクセスできる状態 共有設定によって、閲覧者や編集者がソース、メモ、生成物へアクセスできる場合があります。

⚠️ よくある誤解

「モデル学習に使われない」と書かれていても、「アップロード内容が一切保存されない」「誰にもアクセスされない」という意味ではありません。保存・共有・削除は別途管理する必要があります。

💬 NotebookLMのオプトアウトとは?

NotebookLMでは、一般的な意味での「AI学習オプトアウト設定」を探すより、フィードバックを送った場合のデータ利用を理解することが重要です。

個人向けアカウントでNotebookLMへ高評価・低評価のフィードバックを送ると、問題を理解するために、その操作と関連する内容が収集される場合があります。

フィードバックに関連して収集対象になり得る情報

  • 入力した質問や指示
  • アップロードしたファイルや登録したソース
  • NotebookLMが生成した回答
  • 音声解説、動画解説、レポート、マインドマップなどの生成物
  • フィードバックを送った操作に関連する文脈

このため、個人アカウントで機密情報や未公開情報を含むノートブックを利用している場合は、フィードバック送信前に、関連するソースや会話内容を確認します。

🚫 機密情報を含む場合の注意

フィードバック欄へ機密情報を書き込まないだけではなく、フィードバック対象の会話に機密資料が関連していないかも確認します。

🏢 Workspace利用の場合

Google WorkspaceまたはWorkspace for Educationで利用する場合、アップロード、質問、モデルの回答は、フィードバックを送信した場合でも人間のレビュアーによる確認やAIモデルの学習には使われないと案内されています。

🏢 個人アカウントと企業アカウントの違い

業務利用では、NotebookLMを使えるかどうかだけでなく、どのアカウントと契約条件で利用しているかを確認します。

比較項目 個人向けGoogleアカウント Google Workspace/Education
基盤モデルの学習 通常、NotebookLMの内容は直接学習には使われません。 アップロード、質問、回答は生成AIモデル改善に使われません。
フィードバック送信時 関連する質問、ソース、アップロード、出力などが収集・レビュー対象になる場合があります。 フィードバックを送っても、アップロード、質問、回答は人間によるレビューやAIモデル学習には使われません。
適用される条件 Google利用規約などが適用されます。 対象プランではGoogle CloudやWorkspaceの契約条件・データ保護が適用されます。
管理者による統制 基本的に利用者本人が共有やデータ管理を行います。 組織の管理者が利用可否や運用方針を管理できる場合があります。
業務利用前の確認 機密情報の投入基準、フィードバック、共有設定を個別に確認します。 契約プラン、管理者設定、社内規程、共有範囲を確認します。

企業で利用する場合は、個人のGmailアカウントで使うか、会社が管理するGoogle Workspaceアカウントで使うかを最初に確認してください。

同じNotebookLMでも、適用される利用条件やデータ保護、管理者による統制が異なる場合があります。

⚙️ NotebookLMの利用前に確認する具体的な手順

「AI学習オフ」という名称の設定だけを探すのではなく、アカウント、フィードバック、共有、保存の順に確認します。

  1. 利用アカウントを確認する
    個人のGoogleアカウントか、会社・学校が管理するGoogle Workspaceアカウントかを確認します。
  2. 適用される契約・データ保護を確認する
    Workspaceの場合は、管理者へNotebookLMの利用可否、対象プラン、社内の生成AI利用ルールを確認します。
  3. フィードバックの扱いを共有する
    個人アカウントで機密情報を扱う場合は、関連内容を確認せずに高評価・低評価を送信しないよう、利用者へ周知します。
  4. 投入してよい資料を分類する
    公開情報、社内一般、社内限定、機密、個人情報などに分け、NotebookLMへ追加できる範囲を決めます。
  5. 共有設定を確認する
    閲覧者・編集者の違い、リンク共有、公開共有、社外ユーザーへの共有可否を確認します。
  6. 削除手順を試す
    テスト用ノートブックで、ソース削除、チャット履歴削除、ノートブック削除の場所を事前に確認します。
  7. 非機密資料で試行する
    最初から顧客情報や未公開資料を使わず、公開情報やテスト資料で回答・共有・削除までを確認します。

🔍 管理画面だけで完結させない

安全な利用には、ツール上の設定確認に加えて、「何を入れてよいか」「誰と共有してよいか」「どの出力を社外利用できるか」という社内ルールが必要です。

🔐 機密情報をアップロードする前の確認事項

「AI学習に使われない」という理由だけで、あらゆる社内情報を投入してよいとは限りません。

  • 会社が管理するアカウントを使用しているか
    個人アカウントでの業務資料利用を認めているか、社内規程も確認します。
  • アップロードする権利がある資料か
    自社資料でも、顧客・取引先・共催先との契約や秘密保持義務を確認します。
  • 個人情報や要配慮情報が含まれていないか
    不要な氏名、連絡先、顧客情報は削除・匿名化を検討します。
  • 未公開の経営・営業情報が含まれていないか
    売上、契約、価格、顧客リスト、開発計画などは投入可否を個別に判断します。
  • 共有相手と権限が適切か
    閲覧者でもソースや生成物へアクセスできる場合があるため、共有対象を限定します。
  • フィードバックを送る際の注意を理解しているか
    個人アカウントでは、関連コンテンツが収集・確認される可能性を踏まえます。
  • 利用終了後の削除担当を決めているか
    プロジェクト終了時に、ノートブック、ソース、共有権限を誰が確認するか決めます。

⚠️ 投入を避ける判断が必要な情報

パスワード、認証情報、秘密鍵、決済情報、契約上アップロードが禁止されている情報などは、AI学習への利用有無にかかわらず投入を避けます。

👥 NotebookLMの共有設定で注意すること

AI学習よりも、ノートブックの共有設定によって情報が意図せず広がるリスクを先に確認した方がよい場合があります。

権限 主な操作 注意点
閲覧者 共有されたソース、メモ、生成物を閲覧する 読み取り専用でも、共有された内容へアクセスできます。閲覧させてよい資料だけを含めます。
編集者 ソースやメモの追加・削除、他ユーザーへの共有 編集者がさらに共有できるため、付与対象を限定します。
公開共有 リンクなどを通じて広い範囲へ公開する 公開用ノートブックへ社内資料や個人情報が混在していないか確認します。
チャット表示用リンク チャット中心の表示を共有する 表示上ソースが隠れていても、共有相手の基礎的なアクセス権限が完全に取り消されるとは限りません。

📌 共有前の最終確認

  • 共有相手のメールアドレスと所属を確認する
  • 閲覧者と編集者を必要最小限にする
  • 元資料だけでなく、生成した音声・動画・レポートも確認する
  • 公開リンクを作成した場合は、利用終了後に非公開へ戻す

🗑️ NotebookLMのデータは削除できる?

ソース、チャット履歴、ノートブック、元ファイルは、それぞれ別に管理されます。

削除対象 主な操作 確認したいこと
NotebookLM内のソース ノートブックのソース一覧から削除する NotebookLM内から削除しても、Google Driveなどにある元ファイル自体は削除されません。
チャット履歴 チャットパネルのメニューから履歴を削除する 保存したメモや別の生成物は、必要に応じて個別に確認します。
ノートブック全体 ノートブックを削除する ノートブックとそのソースは削除されますが、Geminiアプリ側で行った会話が別に残る場合があります。
Google Driveの元ファイル Google Drive側で管理・削除する NotebookLMは、取り込んだ元のDriveファイルを編集・削除しません。
共有権限 共有画面から相手を削除、または制限付きへ戻す 公開リンクや共有済み生成物も含め、アクセスできる状態が残っていないか確認します。

🔍 Geminiアプリとの連携に注意

Geminiアプリ側の「アクティビティを保存」をオフにしたり、Geminiアプリの履歴を削除したりしても、NotebookLM側のデータが自動的に削除されるわけではありません。NotebookLMのデータはNotebookLM側で確認します。

🧰 企業で安全に使うための運用ルール

複雑なルールを最初から作るより、投入・共有・出力・削除の4項目を最低限決めます。

📥 投入ルール

公開情報、社内一般、社内限定、機密、個人情報に分類し、投入可能な範囲を決めます。

👥 共有ルール

閲覧者・編集者を必要最小限にし、社外共有や公開リンクは承認制にします。

📝 出力ルール

AIの回答をそのまま対外利用せず、根拠ソース、事実関係、権利関係を人が確認します。

🗑️ 削除ルール

プロジェクト終了時に、ノートブック、ソース、チャット、共有権限を確認する担当者を決めます。

社内ルールの簡易テンプレート

  • NotebookLMは会社が認めたGoogleアカウントで利用する
  • 個人情報、認証情報、契約上禁止された資料は投入しない
  • 機密情報を含む個人アカウントのノートブックから、内容を確認せずにフィードバックを送らない
  • 社外共有・公開共有は事前承認を必須とする
  • 生成物は、根拠ソースと事実関係を確認してから利用する
  • 案件終了後は、不要な共有権限とノートブックを見直す

🧾 まとめ

NotebookLMを「学習させない」というテーマは、専用設定の有無だけでなく、フィードバック、アカウント、共有、保存、削除を分けて考える必要があります。

本記事の要点

  • NotebookLMの内容は、通常、基盤となる生成AIモデルの直接学習には使われません。
  • 個人アカウントでフィードバックを送ると、関連する質問、ソース、アップロード、出力などが収集・レビュー対象になる場合があります。
  • Google Workspace/Educationでは、アップロード、質問、回答は、人間によるレビューや生成AIモデル改善には使われません。
  • 「学習に使われないこと」と「保存されないこと」「共有されないこと」は別の論点です。
  • 業務利用では、会社管理アカウント、投入基準、共有権限、削除手順をセットで確認します。

🚀 最初に行うこと

  1. 利用しているGoogleアカウントの種類を確認する
  2. 機密情報を含む場合のフィードバック方針を決める
  3. 投入してよい資料と共有範囲を決める
  4. 非機密資料で共有・削除まで試す

🔗 公式情報

データ利用や共有仕様は変更される可能性があるため、運用開始前や社内規程の更新時はGoogle公式情報も確認してください。

❓ FAQ

NotebookLMの学習利用、オプトアウト、データ削除に関するよくある質問を整理します。

Q NotebookLMは入力データをAI学習に使いますか?

NotebookLMへ追加したファイル、生成した出力、チャット履歴は、通常、Googleの基盤となる生成AIモデルの直接学習には使われません。ただし、個人アカウントでフィードバックを送った場合は、関連する内容が製品改善のために収集・確認される場合があります。

Q NotebookLMでAI学習をオフにできますか?

すべてのデータ利用を一括で止める「AI学習オフ」という専用設定を前提にするより、通常のデータ利用条件とフィードバック送信時の扱いを確認することが重要です。個人利用では、機密情報を含むノートブックからフィードバックを送る際に注意します。

Q NotebookLMのオプトアウト方法は?

NotebookLMでは、一般的なAIサービスのような「学習利用を一括オプトアウトする操作」だけを探すのではなく、利用アカウントとフィードバックの扱いを確認します。個人アカウントでは、機密情報を含む状態でフィードバックを送らないことが実務上の重要な対応です。

Q 会社の資料をアップロードしても問題ありませんか?

資料の内容と社内規程によります。会社が管理するアカウントを使用しているか、個人情報や顧客情報が含まれていないか、秘密保持契約や著作権上の問題がないかを確認してください。会社が許可していない場合はアップロードしません。

Q 個人アカウントとWorkspaceでは何が違いますか?

個人アカウントでは、フィードバック送信時に関連する質問、ソース、アップロード、回答などが確認対象になる場合があります。WorkspaceまたはWorkspace for Educationでは、アップロード、質問、回答は、フィードバック時でも人間によるレビューやAIモデル改善には使われないと案内されています。

Q NotebookLMのデータは削除できますか?

ソース、チャット履歴、ノートブックはNotebookLM上で削除できます。ただし、NotebookLM内のソースを削除しても、Google Driveなどにある元ファイルは削除されません。また、Geminiアプリ側の会話が別に残る場合があるため、利用したサービスごとに確認します。

Q GeminiのアクティビティをオフにすればNotebookLMのデータも消えますか?

NotebookLM側のデータが自動的に削除されるわけではありません。Geminiアプリのアクティビティ設定とNotebookLMのノートブック、ソース、チャット履歴は分けて確認してください。

Q NotebookLMの出力をそのまま社外へ共有してもよいですか?

そのまま共有するのではなく、根拠ソース、事実関係、個人情報、著作権、秘密保持義務を人が確認します。ノートブック自体を共有する場合は、閲覧者がアクセスできるソースや生成物も確認してください。

免責: 本記事は、Googleの公式情報をもとにした一般的な実務解説です。実際の利用条件、データ保護、管理機能は、アカウント、契約プラン、管理者設定、地域、仕様変更などによって異なる場合があります。機密情報や個人情報を扱う場合は、社内の情報システム・法務・セキュリティ担当者へ確認してください。

 

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