はじめに
LINE広告の画像サイズと動画サイズは、広告の配信面や目的によって選び方が異なります。弊社のデジタルマーケティング担当者として、各サイズの特徴と使い分け方を詳しく解説し、効果的なクリエイティブを作成するためのコツを伝授します。
静止画フォーマットの種類と特徴
LINE広告の静止画フォーマットには、Card、Square、Carousel、画像（小）、画像（アニメーション）の5種類があります。それぞれのサイズと特徴は以下の通りです。
- Card：1200×628px。トークリストやLINE NEWSなど、幅広い配信面に対応。
- Square：1080×1080px。LINE NEWSやLINEポイントクラブなどに対応。
- Carousel：1080×1080px。最大10枚の画像でスライド作成が可能。
- 画像（小）：600×400px。ディスクリプションは表示されない。
- 画像（アニメーション）：600×600px。アニメーションGIFに対応。
配信面に合わせて適切なフォーマットを選択することが重要です。
動画フォーマットの種類と特徴
LINE広告の動画フォーマットには、Card、Square、Vertical、動画（小）の4種類があります。それぞれのサイズと特徴は以下の通りです。
- Card：16:9の横長サイズ。トークリストやLINE NEWSなど、幅広い配信面に対応。
- Square：1:1の正方形サイズ。LINE NEWSやLINEポイントクラブなどに対応。
- Vertical：9:16の縦長サイズ。LINE NEWSやLINE VOOMなどに対応。
- 動画（小）：16:9または1:1のサイズ。トークリストなどに対応。
動画の長さは最大600秒、ファイルサイズは最大1GBまでです。配信面と目的に合わせて、適切なフォーマットと長さを選びましょう。
画像と動画、どちらを使うべき？
静止画と動画、どちらのフォーマットを使うべきかは、広告の目的によって異なります。一般的に、ブランド認知度向上や商品・サービスの訴求には動画広告が効果的です。一方、クリック率の向上やWebサイトへの誘導には静止画広告が適しています。ただし、動画広告は制作コストと時間がかかるため、予算と期間に応じて使い分ける必要があります。静止画と動画、両方のクリエイティブを用意し、A/Bテストで効果を比較するのも良い方法です。
配信面ごとの最適なサイズを選ぶ
LINE広告の配信面は多岐にわたるため、それぞれの特性を理解し、最適なサイズを選ぶことが重要です。例えば、トークリストであれば、Card（1200×628px）やSquare（1080×1080px）の静止画が効果的です。一方、LINE NEWSではVertical（9:16）の動画広告が目を引きやすいでしょう。配信面ごとに、ユーザーの利用シーンや目的が異なることを念頭に置き、クリエイティブを作成しましょう。
ターゲットに合わせたクリエイティブを作成する
LINE広告では、性別や年齢、興味関心などを元に、ターゲットを絞り込んで配信できます。ターゲットの属性に合わせて、適切な画像や動画を選ぶことが重要です。例えば、若年層向けには、視覚的なインパクトのある動画広告が効果的かもしれません。一方、シニア層向けには、わかりやすいメッセージ性のある静止画広告が適しているでしょう。ターゲットの特性を理解し、響くクリエイティブを制作しましょう。
広告の目的に合ったCTAを設定する
広告の目的に合ったCTA（コール・トゥ・アクション）を設定することで、ユーザーのアクションを促すことができます。例えば、商品購入を目的とする広告であれば、「今すぐ購入」や「詳細を見る」などのCTAが効果的です。一方、ブランド認知度向上を目的とする広告では、「詳しくはこちら」や「公式アカウントを友だち追加」などの柔らかいCTAが適しているでしょう。広告の目的とクリエイティブの内容を一致させることが重要です。
おわりに
LINE広告の画像サイズと動画サイズは、配信面や目的に応じて適切に選ぶ必要があります。静止画と動画、それぞれの特徴を理解し、ターゲットに合ったクリエイティブを制作することが、広告効果を高めるための鍵となるでしょう。
