データ主導の成長実現!ポストクッキー時代のウェブマーケティング最前線

Uncategorized

データ主導の成長実現!ポストクッキー時代のウェブマーケティング最前線

本記事では、株式会社インティメート・マージャー代表取締役の簗島亮次氏、株式会社ブレイクフィールド社取締役の河原祐介氏、ユミルリンク株式会社マーケティング部の五月女翔氏、LINEヤフー株式会社パートナーセールス4部部長の龍桂悟氏の4名が登壇し、クッキー規制の現状と対策について議論します。

 

登壇者紹介

  • 株式会社インティメート・マージャー代表取締役 簗島亮次氏
  • 株式会社ブレイクフィールド社 取締役 河原祐介氏
  • ユミルリンク株式会社 マーケティング部 五月女翔氏
  • LINEヤフー株式会社 パートナーセールス4部 龍桂悟氏

 

ポストクッキー時代に突入。今、何が起きているのか

クッキー規制の影響を感じている企業が増えています。特に、GoogleやFacebookなどのメガプラットフォームに予算が集中することで、広告効果が悪化しています。新しい媒体を見つける必要があるものの、どこから手をつけていいのか分からないという課題があります。(簗島氏)

 

代理店から、CPAが上昇している意見を聞きます。ポートフォリオを変えていく必要性を感じている代理店が多いです。LINE公式アカウントを活用したマーケティングを提案する代理店も出てきています。(龍氏)

 

クッキー規制の影響で、DSPなどのサードパーティーを使った配信が困難になっています。獲得の文脈において、メガプラットフォームへの集約が起きていると分析しています。(河原氏)

 

クッキー規制によって新規リードの獲得が難しくなったことで、自社の保有リードを活用したいという企業からの問い合わせが増えています。メールマーケティングと対面営業をハイブリッドで行うことで、顧客との接点を増やしていく必要性を感じている企業が多いです。(五月女氏)

 

顧客の課題感。よく相談されることとは

クッキー規制に関するニュースが広がることで、特にインターネット広告で伸びていた業界で不安が広がっています。データの活用方法に関する相談が多いです。(河原氏)

 

広告効果が下がる一方で、他の手段をどう選べばいいのか分からないというジレンマを抱えている企業が多いと分析しています。クッキー対策をしなければいけないと分かっていても、いつ対応すべきか悩んでいる企業が増えています。(簗島氏)

 

何から手をつけたらいいのか分からないという声をよく聞きます。ターゲティングの提案はしているものの、まだ投資に踏み切れない企業が多いです。(龍氏)

 

広告の効率が悪くなることで、メール配信システムなどのコスト削減に悩む企業が出てきています。MAを導入しているものの、使いこなせていないという課題を抱えている企業からの相談が増えています(五月女氏)。

 

ポストクッキー時代のソリューション。デジタルマーケティングはこう進化する

LINE公式アカウントを活用することで、認知から獲得、リピート配信までを一気通貫で行えるようになります。事業会社の売上拡大とユーザーが求めるものを的確に届けることを目指しています。(龍氏)

 

海外と日本でクッキー規制の影響に大きな差はないです。各国の法律の違いによって、データの取扱いに差異が出てくる可能性はあるものの、基本的には同じ対策が必要です。(河原氏)

 

日本はデータの取扱いがしやすい国です。ヨーロッパなどに比べてルールが緩やかな一方、経済規模が大きいため、先進的な取り組みが増えてくる可能性が高いです。国内から新しいデジタルマーケティングのプロダクトやサービスが出てくることに期待を寄せています。(簗島氏)

 

AIを活用したメールマーケティングに可能性があります。シナリオメールの組み方やフォローメールの最適化など、今後リリースされる可能性があります。メールマーケティングの進化にも注目が集まります。(五月女氏)

 

まとめ

ポストクッキー時代に突入し、広告効果の悪化や新規リードの獲得難といった課題が浮き彫りになっています。各社は、LINE公式アカウントの活用やAIを活用したメールマーケティングなど、様々なソリューションを模索しています。日本発の新しいデジタルマーケティングのプロダクトやサービスにも注目が集まります。変化の時代だからこそ、新しい施策にチャレンジしていくことが求められているのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました