ビジュアルコンテンツで切り開くB2Bマーケティングの未来
B2Bマーケティングの世界で、デジタル化が進み顧客ニーズが複雑化する中、リード獲得のための新たな手法が求められています。そこで今回は、次世代のリード獲得方法について、各分野の専門家にお話を伺いました。
登壇者紹介
- 株式会社インティメート・マージャー代表取締役 簗島亮次氏
- 株式会社シンフィールド経営企画部 IPチーム サブマネージャー天谷 直人氏
- エッジテクノロジー株式会社AIプロダクト事業部 ヱヴァンジェリスト五十嵐 政貴氏
B2Bマーケティングの潮流
B2Bマーケティングの分業化が進み、インサイドセールスやカスタマーサクセスなどの役割が細分化されています。また、営業活動のアウトソーシングも増えており、リソースの柔軟性が高まってます。さらに、テクノロジーの活用により、TeamsやZoomを使った営業活動、議事録の自動文字起こしや生成AIを使ったコンテンツ作成など、デジタル化が急速に進んでいます。(簗島氏)
ターゲティングの重要性
リード獲得において、ターゲティングの精度を上げることが非常に重要です。
取りたいユーザーと取れるユーザーを明確にし、現状の顧客を分析することで、ターゲットに合わせたアプローチができます。(簗島氏)
漫画を活用したマーケティングでは、ターゲットの年齢層や興味関心に合わせて作品を選ぶことが効果的です。例えば、ビジネスマン向けには「島耕作」、女性向けには「ベルサイユのばら」など、ターゲットに刺さる作品を選ぶことが重要です。(天谷氏)
ビジュアルコンテンツの可能性
次世代のリード獲得では、漫画やアニメなどのビジュアルコンテンツが注目されています。
有名作品とのタイアップ広告は、新しい顧客との接点を作るのに効果的です。(天谷氏)
生成AIを活用することで、ターゲットの特性に合わせたオリジナルのビジュアルコンテンツを作成できます。今後は、AIを使った動画や音声コンテンツなども増えていくのではないかとの見方を示しました。(五十嵐氏)
まとめ
B2Bマーケティングにおいて、デジタル化とテクノロジーの活用が加速する中、ビジュアルコンテンツを軸にした新たなリード獲得手法が注目されています。漫画やアニメのIPを活用したり、AIを使ってオリジナルコンテンツを作成したりと、様々なアプローチが可能です。
重要なのは、ターゲットを明確にし、そのニーズに合ったコンテンツを届けることです。データ分析とクリエイティブの力を掛け合わせることで、次世代のB2Bマーケティングを切り開いていくことができるでしょう。
セミナーの内容をお伝えしました。B2Bマーケティングの最新トレンドを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。