GA4の新規ユーザー数を理解しよう:ユーザー数との違いと見方

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こんにちは、株式会社インティメート・マージャーのデジタルマーケティング担当です。今回は、Google Analytics 4(GA4)における新規ユーザー数について深く掘り下げていきたいと思います。GA4は、従来のUniversal Analyticsとは異なる指標や機能を持っているため、正しく理解することが重要です。

新規ユーザー数とは?

新規ユーザー数は、指定した期間内に初めてウェブサイトやアプリを訪問したユーザーの数を表します。つまり、過去にサイトを訪問したことがないユニークなユーザーの数ということになります。新規ユーザー数は、サイトやアプリの成長度合いや、新しい潜在顧客の獲得状況を把握するのに役立ちます。

ここで注意したいのが、新規ユーザー数とユーザー数の違いです。ユーザー数は、指定した期間内にサイトやアプリを訪問した総ユーザー数を表します。つまり、リピーターも含めた数字になります。一方、新規ユーザー数はあくまでも初めての訪問者数を表すため、両者は異なる指標であることを理解しておく必要があります。

GA4における新規ユーザー数の見方

GA4では、新規ユーザー数を確認するために、「ライフサイクル」セクションの「獲得」レポートを見ることができます。このレポートでは、新規ユーザー数だけでなく、新規ユーザーの流入元や行動なども詳細に分析することができます。

例えば、「ユーザー獲得」レポートでは、チャネル別の新規ユーザー数を確認できます。チャネルとは、ユーザーがサイトやアプリにアクセスするために使用した経路のことで、検索エンジン、ソーシャルメディア、直接流入などがあります。チャネル別の新規ユーザー数を見ることで、どの経路から新規ユーザーを獲得できているのかがわかります。

また、「ユーザーエンゲージメント」レポートでは、新規ユーザーのエンゲージメント指標を確認できます。エンゲージメント指標には、セッション数、平均セッション時間、直帰率などがあります。これらの指標を見ることで、新規ユーザーがサイトやアプリにどの程度興味を持っているのかを推測できます。

新規ユーザー数を増やすためのヒント

新規ユーザー数を増やすためには、まず、ターゲットとなる潜在顧客を明確にすることが大切です。ペルソナ(理想的な顧客像)を作成し、その属性や行動パターンを理解することで、効果的な獲得施策を立てることができます。

次に、獲得チャネルを最適化することが重要です。GA4の「ユーザー獲得」レポートで、新規ユーザーを多く獲得できているチャネルを特定し、そのチャネルに注力することで、さらなる新規ユーザーの獲得が期待できます。例えば、検索エンジンからの流入が多い場合は、SEO対策を強化することが有効でしょう。

また、新規ユーザーを獲得した後は、リテンション(継続率)を高めることも大切です。「ユーザーエンゲージメント」レポートで、新規ユーザーのエンゲージメント指標を確認し、改善点を見つけましょう。例えば、直帰率が高い場合は、ランディングページの最適化が必要かもしれません。

まとめ

GA4における新規ユーザー数は、サイトやアプリの成長度合いを測る上で重要な指標です。ユーザー数との違いを理解し、GA4の各レポートを活用することで、新規ユーザー獲得のための施策を立てることができます。

新規ユーザー数を増やすためには、ターゲットの明確化、獲得チャネルの最適化、リテンションの改善が鍵となります。GA4を使いこなし、データに基づいたマーケティング施策を実行することで、新規ユーザーの獲得と継続的な成長を実現しましょう。

株式会社インティメート・マージャーのデジタルマーケティング担当者として、皆さんのGA4活用をサポートしていきます。ぜひ、この記事を参考に、新規ユーザー数を理解し、マーケティング施策に役立ててください。他にも役立つ情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。