こんにちは。株式会社インティメート・マージャーのデジタルマーケティング担当です。今回は、LINEの広告を非表示にする方法とそのポイント、注意点について詳しく解説していきます。
LINEには15種類もの広告がある
LINEには、トークリスト、タイムライン、LINE VOOM、LINEショッピング、LINEマンガなど、実に15種類もの広告枠があります。これらの広告は、ユーザーの属性や行動履歴に基づいて配信されるため、ときには興味のない広告が表示されることもあるでしょう。
広告を完全に消すことはできない
残念ながら、LINE上の広告を完全に消すことはできません。LINEは無料で提供されているサービスであり、広告収入によって運営されているためです。ただし、広告の表示を一時的に止めたり、特定の広告の表示頻度を減らしたりすることは可能です。
非表示設定のポイント
LINEの広告を非表示にするためのポイントは以下の通りです。
- トークリストの広告は、右上の「…」ボタンから「広告を非表示」を選択することで、一時的に消すことができます。ただし、時間が経つと再度表示されるので注意が必要です。
- タイムラインの広告は、広告の右上にある「…」ボタンから「この広告を非表示」を選択すると、一時的に消えます。
- LINE VOOM、LINEショッピング、LINEマンガなどの情報系サービスでは、「広告表示回数を減らす」というオプションを選択することで、関連する広告の表示頻度を下げることができます。
- プライバシー設定から、追跡型広告をオフにすることもできます。これにより、ユーザーの行動履歴に基づく広告配信が停止されます。
注意点
ここで注意しておきたいのは、上記の方法はあくまでも一時的な対処法だということです。根本的にLINEの広告をなくすことはできないので、広告が表示されること自体は受け入れる必要があります。
また、広告の非表示設定を行うと、よりユーザーに合わせた広告が配信されにくくなるというデメリットもあります。
広告主としてできる工夫
デジタルマーケティング担当者の立場から言えば、ユーザーに広告を非表示にされないよう工夫することが大切です。そのためには、以下のような取り組みが有効でしょう。
- オーディエンスデータを活用し、ユーザーの属性や興味関心に合致した広告を配信する。
- ユーザーにとって価値のある広告を心がけ、単なる売り込みにならないようにする。
- 広告の配信頻度を適切に設定し、ユーザーに過剰な広告露出とならないようにする。
- クリエイティブを工夫し、ユーザーの目を引き、クリックしたくなるような広告を制作する。
非表示設定は最終手段
ユーザーがLINEの広告を非表示にするのは、広告に魅力を感じないからです。つまり、非表示設定をされることは、広告の質が低いことを示しているとも言えるでしょう。
広告主としては、ユーザーに価値を提供し、自然に受け入れてもらえるような広告を目指すことが何より重要です。非表示設定は、あくまでもユーザー側の最終手段と考えるべきでしょう。
広告は諸刃の剣
LINEに限らず、広告はサービス提供者にとって主要な収益源である一方、ユーザーにとっては煩わしく感じられるものでもあります。これはある意味、避けられないジレンマと言えるかもしれません。
広告主とユーザーがWin-Winの関係を築くには、ユーザーの立場に立って広告を考え、配信していくことが何より大切だと私は考えています。
ユーザーに選ばれる広告を目指し、より良いコミュニケーションを図っていきたいですね。
「IMデジタルマーケティングニュース」編集者として、最新のトレンドやテクニックを分かりやすく解説しています。業界の変化に対応し、読者の成功をサポートする記事をお届けしています。