LINEトークリスト広告徹底攻略!費用対効果を最大化

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はじめに

デジタルマーケティング担当者の皆様、こんにちは。LINE広告は、多くの企業が活用する有効なマーケティング手段ですが、中でも「トークリスト広告」は、LINEアプリの中でも特にアクティブなユーザーにリーチできるため、高い効果が期待できます。この記事では、LINEトークリスト広告の基本から、そのメリット・デメリット、効果的な運用方法までを詳しく解説します。

LINEトークリスト広告とは

LINEトークリスト広告とは、LINEアプリのトーク一覧画面の最上部に表示される広告フォーマットです。ユーザーが日常的に利用する画面に表示されるため、高い視認性が特徴です。広告はトークルームと同じようなデザインで表示されるため、ユーザーに違和感を与えにくいというメリットもあります。

なお、「トークリスト広告」という用語は公式に使用されている用語ではありません。

LINE広告の種類とトークリスト広告の位置づけ

LINE広告には、トークリスト広告のほかに、タイムライン広告やLINE NEWS広告など、様々な広告フォーマットがあります。

【広告の種類】
トークリスト広告 – トーク一覧画面に表示され、自然な形での広告配信が可能。LINEの全広告フォーマットの中で最も高いクリック率を誇る。
タイムライン広告 – LINEタイムラインに表示され、ソーシャルメディア的な活用が可能。
NEWS広告 – LINEニュース面に表示され、情報収集中のユーザーへアプローチができる。
Small Image Ad – トークリスト(トーク画面の最上部)やLINE NEWS上に表示され、工数や予算を大きくかけずにトークリストへの広告配信が可能。小さい画像と文字で構成されている。

トークリスト広告のメリット・デメリット

LINEトークリスト広告には、独自の強みと課題があります。

【メリット】

  • 圧倒的な視認性: 1日のLINEアプリ起動回数が平均20回以上であるため、広告接触機会が多く、ブランド認知やサービス認知の向上に効果的。
  • 潜在層にもリーチしやすい: 月間アクティブユーザー数が9,700万人を超えるLINEでは、年齢・性別を問わず幅広いユーザー層へのアプローチが可能。
  • 高いタップ率: 一般的なディスプレイ広告と比較して、平均CTRが2~3倍高い。
  • 手軽に配信できる: Small Image Adを利用することで工数や予算を大きくかけずにトークリストへの広告配信が可能。

【デメリット】

  • クリエイティブの制約: Small Image Adは小さい画像枠になるため、画像内の情報量が多いとクリックされにくい傾向がある。
  • 広告審査: LINE広告の審査は厳しく、広告内容やLPに不備があると否認される場合がある。
  • 自動配置が推奨: トークリストに広告を配信するには、「自動配置(推奨)」を設定することが望ましい。配信面を限定しすぎると、十分に広告が表示されない可能性がある。

どんな業種・ビジネスに向いているのか?

トークリスト広告は、以下のようなビジネスで特に効果を発揮する。

  • ECサイト(商品の即時購入を促したい場合)
  • 飲食店(来店予約の獲得)
  • 不動産(物件問い合わせの獲得)
  • 人材サービス(求職者からの応募獲得)
  • 金融サービス(資料請求やカード発行申込)

特に即時性の高い商品やサービス、その場での行動を促したい場合に効果的。

LINE Small Image Adとは

Small Image Adとは、LINEのトークリスト(トーク画面の最上部)やLINE NEWS上に表示される小さい画像と文字によって構成されているLINE広告。Small Image Adを利用することで、工数や予算を大きくかけずにトークリストへの広告配信が可能。

Small Image Adの強みは、トークリスト最上部に広告を表示できること。2021年4月の常時表示化に伴い、トークリスト面のインプレッション数が大きく増加していると予測される。

Small Image Adのクリエイティブ

Small Image Adで成果を出すためには、クリエイティブにこだわることが重要。

  • 画像: 画像では印象を伝えることにとどめ、目を止めてもらうための要素として活用する。
  • テキスト: テキストは13文字以内に抑え、小さい端末でも見やすくする。
  • 長いタイトル: 重要な情報は1行目に挿入し、情報を効果的に伝えるよう工夫する。

LINE広告の配信設定

LINE広告を配信するためには「広告アカウント」が必要。広告配信の設定を行う前に、広告アカウントを作成する。

配信設定は以下の3ステップで行う。

  1. キャンペーンの作成
  2. 広告グループの作成
  3. 広告の作成・入稿

LINE広告で効果が出やすい企業

LINE広告を配信すると、どのような効果があるのか。実際にLINE広告を配信した企業の事例を紹介する。

【事例】

  • 友だち追加単価が約50円に。ユーザー満足度も向上

まとめ

LINEトークリスト広告は、高い視認性と幅広いリーチを持つ効果的な広告フォーマット。Small Image Adなどの手軽なフォーマットも活用しながら、クリエイティブの最適化やターゲティング戦略を駆使することで、費用対効果を最大化できる。ぜひこの記事を参考に、LINEトークリスト広告の運用に挑戦してみてほしい。