【2025年最新】「毎日塗る」から差がつく！あなたにぴったりの日焼け止め選びとおすすめ徹底解説
季節を問わず降り注ぐ紫外線から肌を守るために、日焼け止めは毎日のスキンケアに欠かせないアイテムです。紫外線には、肌表面にダメージを与え、日焼けやシミの原因となるUV-Bと、肌の真皮まで到達し、シワ・たるみといったエイジングサインを引き起こすUV-Aの2種類があります。UV-Aは年中安定して存在し、気づかないうちに肌の老化を進める可能性があるので、紫外線対策は季節を問わず続けることが大切です。
しかし、ドラッグストアにはたくさんの種類があり、「どれを選べばいいの？」「SPFとPAの違いは何？」と悩んでしまいますよね。この記事では、あなたのニーズに合った日焼け止めの選び方を2つの視点から解説し、それぞれのおすすめ商品を資料に基づいてご紹介します。
また、日焼け止めは効果を保つためにこまめな塗り直しが必要です。顔全体で500円玉大を目安に、使用量が少ないと十分な効果が得られないため、たっぷり塗ることが推奨されています。
日焼け止めの選び方：2つの重要なポイント
日焼け止めを選ぶ上でチェックしておきたい2つのポイントを解説します。
選び方①：とにかく「焼きたくない」なら、最高レベルのUVカット効果で選ぶ
「とにかく焼きたくない」「長時間屋外で過ごす」という方には、SPF50+・PA++++表示の日焼け止めがおすすめです。これは、日焼け止めに表示される国内の規格で最も高いレベルにあたります。
SPF値は主にUV-Bを防ぐ指標で、数値が大きいほど防御力が高まります。資料の検証では、専門機器（分光光度計）で測定したSPF相当値が、商品に表示されている公称値と大きく異なる場合があることが判明しました。より高いUVカット効果を期待するなら、公称値だけでなく、検証で高い相当値を示した商品を選ぶと良いでしょう。
PA値は主にUV-Aを防ぐ指標で、+の数が多いほど防御力が高まります。こちらも資料の検証でPA相当値が測定されており、PA++++は最高レベルの防御力を示します。
ただし、SPFやPAの値が高い日焼け止めには、落としにくい場合があることや、使用感が悪くなることがあるというデメリットも存在します。また、紫外線カット効果を最大限に発揮するには、適切な量をムラなく塗り、汗を拭いた後などはこまめに塗り直すことが重要です。ウォータープルーフ処方や耐水性のあるものを選ぶと、汗や水に強く落ちにくいため、効果をキープしやすくなります。2024年12月からは耐水性を測った試験に基づく表記が義務づけられていますので、表示内容にも注目して選びましょう。
選び方②：毎日心地よく使うために「使用感」や「肌質」で選ぶ
日焼け止めは毎日使用するものだからこそ、肌への負担が少なく、快適な使い心地であることも重要な選び方です。特に顔に使う場合は、つけ心地が商品の満足度に関わります。
使用感の点では、資料の検証では、クリームタイプは保湿感がありスキンケアクリームのようななめらかな使用感のものが多い一方、ミルクやジェルタイプはきしみやすい傾向が見られました。ベタつきやきしみ感が少ないものを選ぶと、塗布量が減ってしまう心配もなく、習慣として使い続けやすいでしょう。パウダーやスプレータイプは、メイクの上からでも塗り直しやすく、ベタつきにくいというメリットがあります。
肌質に合わせた選び方も重要です。敏感肌の方は、紫外線吸収剤が含まれていない「ノンケミカル処方」や「アルコールフリー」の日焼け止めを選ぶのがおすすめです。紫外線吸収剤やアルコールは、人によっては肌に合わない可能性があります。ただし、紫外線散乱剤が合わず、紫外線吸収剤のほうが肌に合う人もいるため、可能であればテスターなどで肌との相性を試すのが良いでしょう。肌荒れ防止成分（グリチルリチン酸ステアリルやグリチルリチン酸2Kなど）が配合されていると、保湿成分や整肌成分が配合されており、肌をすこやかに整えるサポートとして注目されています。
肌に優しい処方の日焼け止めでも、すべての人にアレルギーやニキビ（コメド）が発生しないわけではない点に留意してください。
選び方①で選ぶ！とにかく焼きたくない人向けおすすめ日焼け止め3選
高いUVカット効果を重視する方におすすめの商品を3つご紹介します。いずれも資料の検証で非常に高いSPF・PA相当値を示しています。
【ベストバイ】資生堂 クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n
資料のクリームタイプ部門でベストバイに選ばれた商品です。分光光度計による検証で、SPF相当値は719.63、PA相当値は++++と、どちらも非常に高い数値を記録しました。公称値もSPF50+・PA++++と国内最高レベルです。レジャーなど、屋外に長時間滞在する際に頼りになるアイテムと言えるでしょう。
使い心地は、スキンケアクリームのようなしっとりなめらかなテクスチャで伸びがよいと好評です。フローラルの香りについては、高級感があり気分が上がるとの声がある一方で、好みが分かれる可能性もあります。容器はチューブタイプで適量を出しやすいですが、やや大きめなので持ち運びには不向きです。紫外線吸収剤の配合数が多めのため、肌が揺らいでいるときは控えたほうがベターかもしれません。
価格は高めですが、紫外線対策を考える方からも支持されており、日差しが気になる季節にも検討される製品です。
【ベストバイ】資生堂 ANESSA パーフェクトUVスキンケアジェル NA
資料のジェルタイプ部門でベストバイに選ばれた商品です。分光光度計による検証で、SPF相当値は577.24、PA相当値は++++と、資料内で唯一2つの検証で高評価を獲得しており、高いUVカット効果が期待できます。公称値もSPF50+・PA++++です。強い日差しの下でもこれ1本で頼りになる印象で、とにかく焼けにくさを求める人におすすめです。
使用感は、塗った直後の肌質はしっとり滑らかで、きしみ感が少ないと好評です。肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸ステアリルが配合されており、紫外線などの外的刺激から肌を保護する設計で、乾燥による肌のゆらぎが気になる方にもおすすめされています。柑橘系の香りについては、爽やかで心地よいという声と、においが強く好みが分かれるという声があります。容器はチューブタイプで適量を出しやすいですが、こちらもやや大きめです。ウォータープルーフ★★の耐水性も備えています。
【ベストバイ】日本ロレアル LA ROCHE POSAY アンテリオス UVプロテクションミスト
資料のスプレー・ミストタイプ部門でベストバイに選ばれた商品です。分光光度計による検証で、SPF相当値は平均513.70、PA相当値は平均14.50を記録しており、比較した中では最高値です。公称値はSPF50+/PA+++です。この優れた数値から、アウトドアや屋外での作業、炎天下でのスポーツやレジャーなど、強い紫外線から肌をガードしたい場合に非常に優秀なアイテムといえます。
使用感は、ボタンが軽い力で押せ、噴射範囲が適度で狙ったところに当てやすい点が好評でした。ふんわりと噴射されるため、もう少し勢いがほしいという声もありますが、1回あたりの噴射量が多く、全身に吹きかける上で不満は感じにくいでしょう。海外製のフレグランスのようなフローラルな香りが特徴で、好みが分かれる可能性があります。ケミカル臭はしにくいとのことです。ベタつきにくさの検証では、他のタイプよりややビーズが付着しましたが、特別ベタつきやすいわけではありません。
持ち運びしやすいスプレータイプで、外出先での塗り直しにも便利です。高い紫外線カット力が魅力です。
選び方②で選ぶ！使用感・肌質を重視する人向けおすすめ日焼け止め3選
肌への優しさや心地よい使用感を重視する方におすすめの商品を3つご紹介します。
資生堂 SHISEIDO フューチャーソリューション LX ユニバーサル ディフェンスs
資料のクリームタイプ部門で、使い心地や香りの良さが評価されている商品です。ほんのりと甘い上品な香りが好印象で、なめらかで伸びがよく、ベタつきも気になりにくいとプラスのコメントが多く寄せられました。スキンケア感覚で心地よく使える日焼け止めを探している方におすすめです。
SPF・PA相当値はそれぞれ206.44/PA++を記録しており、公称値はSPF50+/PA++++です。検証結果から、日常使いとして十分な日焼け止め効果が期待できます。容器はチューブタイプで、蓋の開閉がしやすく、使いたい量だけ押し出せる扱いやすい設計です。バッグの中に入れてもかさばらないサイズ感も好評でした。
ただし、紫外線吸収剤やエタノールを配合しており、敏感肌の方には刺激になる可能性があるため注意が必要です。ラグジュアリーな気分を味わいながら日焼け対策をしたい方には検討する価値のある商品と言えるでしょう。
資生堂 ANESSA ブライトニングUV ジェルＮ
資料のジェルタイプ部門で、敏感肌でも使いやすい成分構成が評価されている商品です。肌へのやさしさの検証では、比較した中で唯一高評価を獲得しています。敏感肌の刺激となり得る成分が見当たらず、肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。紫外線吸収剤も含まれますが、紫外線散乱剤も2種類以上配合されており、総じて敏感肌の方も使いやすい設計と言えます。
SPF・PA相当値はそれぞれSPF262.44/PA+++を記録しており、公称値はSPF50+/PA++++です。UV-A・UV-Bから肌を守る、頼れる存在といえるでしょう。容器は柔らかいチューブタイプで、出す量を調整しやすいです。
テクスチャはジェルというよりミルクっぽく、ややきしみが気になるという声もあります。清潔感のあるフローラルな香りや人工的な香りなど、においについては賛否両論でした。使用感に一部気になる点はあるものの、日焼け止め効果も高く、敏感肌の方におすすめできる商品です。
IHADA 薬用フェイスプロテクトUV ミルク
資料のミルクタイプ部門で、ベタつきが少なく使用感が良い点や、敏感肌向けの成分構成が評価されている商品です。成分分析では、敏感肌への刺激が懸念される成分が少ないことが予想されており、幅広い肌質の方が使いやすいでしょう。ベタつき感が少ないため、使用感を重視する人に向いています。ほぼにおいがしない、または日焼け止め特有のにおいが気にならないとの声があり、顔にも使いやすいと評価されています。
SPF・PA相当値はそれぞれSPF50+/PA+++に相当する高い数値を記録しており、公称値はSPF50+/PA++++です。優れたUVカット効果が期待でき、炎天下でのスポーツや長時間の外出時にも適しています。容器は手のひらサイズのコンパクトなチューブで、持ち運びやすく、ノズルが細いため適量も出しやすいです。2層タイプのため、使用前によく振る必要があります。
高い紫外線カット力と持ち運びやすさを兼ね備え、肌への負担も少ない点が魅力です。
まとめ
日焼け止めは、紫外線を防ぐことで、肌の乾燥やハリ低下のケアをしたい方にも選ばれているアイテムです。選び方のポイントとして、「とにかく焼きたくない」場合はSPF50+・PA++++といった最高レベルのUVカット効果を持つもの、「毎日心地よく使いたい」場合は使用感や肌質に合ったものを選ぶことが重要です。
高いSPF・PA値を持つ商品は、しっかり紫外線から肌を守ってくれますが、中には肌への刺激が気になる成分が含まれていたり、使用感が劣ったり といったデメリットもあります。肌が敏感な方や、日常使いで快適さを重視したい方は、肌に優しい処方や、ベタつき・きしみの少ないテクスチャの商品を選ぶのがおすすめです。
今回ご紹介した商品は、資料の検証結果に基づいて、それぞれの選び方でおすすめできるものです。
ご自身のライフスタイルや肌の悩みに合わせて、最適な日焼け止めを選び、毎日の紫外線対策を徹底しましょう。この記事が、あなたの「焼かない」肌作りのお役に立てれば幸いです。
（本記事で紹介した商品以外にも、資料には様々な日焼け止めや関連製品の情報が掲載されています。Amazonや楽天市場などでの売れ筋ランキングも参考に、ご自身に合う日焼け止めを見つけてみてください。）
参考
