もうダサいとは言わせない!プロが教えるポロシャツ選び方完全ガイド
夏の定番アイテムとして人気のポロシャツ。「Tシャツよりきちんと感があるのに、堅苦しくなりすぎない」という絶妙なバランスが魅力ですよね。ジャケットに合わせればビジネスカジュアルにも使えるなど、汎用性の高さも大きな魅力です。
しかし一方で、「ポロシャツを着るとどうも野暮ったく見える」「おじさんっぽくなってしまう」といった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。ポロシャツはアイテム自体はシンプルですが、サイズ感や素材、デザインの選び方を間違えると、残念な印象になってしまう可能性も否定できません。
この記事では、そんなポロシャツ選びの悩みを解決するため、プロの視点から失敗しないための選び方を徹底解説します。さらに、用途や素材・機能性に合わせて厳選したおすすめ商品を6つご紹介。この記事を読めば、あなたにぴったりの最高の1着がきっと見つかるはずです。
最後までじっくり読んで、この夏はポロシャツスタイルを自信を持って楽しみましょう!
ポロシャツ選びで失敗しないための基礎知識
ポロシャツは、元々はテニスやゴルフなどのスポーツウェアとして発展した、襟付きの半袖シャツです。Tシャツに比べて襟があることで、きちんと感や上品な印象を与えやすいのが特徴です。
その汎用性の高さから、カジュアルな普段使いはもちろん、クールビズシーズンのビジネスカジュアル、アクティブなスポーツシーン、さらには制服や仕事着としても幅広く活用されています。
ただし、ポロシャツにはいくつか注意すべき点もあります。例えば、サイズ感が合っていないとだらしなく見えたり、逆に窮屈に見えたりして、野暮ったい印象を与えがちです。また、素材によっては洗濯後に縮みやすいものもあるため、お手入れの注意が必要です。
こうしたデメリットを理解した上で、自分に合ったポロシャツを選ぶことが、着こなしを成功させる鍵となります。
あなたにぴったりの一着が見つかる!ポロシャツ選び方のポイント
数あるポロシャツの中から自分に最適な1枚を見つけるために、特に重要な2つのポイントをご紹介します。
ポイント1:どんなシーンで着る?「用途」から選ぶ
ポロシャツは非常に幅広いシーンで着用できるアイテムですが、それぞれの用途によって適したデザインやシルエット、素材が異なります。まずは「どんな時に着たいか」を明確にすることから始めましょう。
普段着・カジュアルシーン
日常のカジュアルコーディネートには、無地でシンプルなデザインのポロシャツが合わせやすく便利です。ユニクロや無印良品のような手頃な価格帯のブランドから、デザイン性のあるフレッドペリーなど、豊富なカラーバリエーションが揃っています。サイズは、ゆるめからジャストサイズまで、自分の好みや演出したい雰囲気に合わせて選ぶと遊び心のある着こなしが楽しめます。
キレイめ・ビジネスカジュアルシーン
ジャケットやキレイめなパンツと合わせる場合は、上質な素材感とスリムなシルエットのポロシャツがおすすめです。ジョンスメドレーやポロ・ラルフローレンのようなブランドは、ファインゲージニットやメッシュ生地など、上品で快適な着心地が魅力です。襟型は、襟先をボタンで留めるボタンダウンや、襟開きの広いワイドカラーを選ぶと、ノーネクタイでも襟が立体的になり、清潔感のある印象を演出できます。
スポーツ・アウトドアシーン
ランニングやゴルフなどのスポーツ、またはアウトドアを楽しむ際は、吸汗速乾性、UVカット機能、高い通気性を備えた素材のポロシャツが最適です。デサントやルコック、マンシングウェアといったスポーツブランドのポロシャツは機能性が高く、軽量な素材で快適な動きをサポートしてくれます。最近ではロゴが控えめなデザインも多く、普段着としても違和感なく着用できるものもあります。
制服・仕事シーン
介護や飲食、企業の制服など、仕事着として着用する場合もポロシャツは定番です。職場での着用を想定するなら、形態安定加工や消臭・抗菌機能付きのポロシャツを選ぶと便利です。色味は落ち着いた色や無地のデザインを選べば、ビジネスカジュアルな職場にも馴染みます。
ポイント2:快適さが段違い!「素材・機能性」から選ぶ
ポロシャツの着心地や機能性は、素材によって大きく変わります。特に高温多湿な日本の気候では、素材選びが快適さに直結します。
定番人気の「鹿の子編みコットン」
ポロシャツの主流とも言えるのが、鹿の子編みのコットン素材です。表面に凹凸があるため肌への接触面が少なく、通気性が高いのが特徴です。サラリとした肌触りで、オフィスシーンから普段使いまで幅広く対応できます。
夏場の強い味方「ドライポロ(吸汗速乾素材)」
ポリエステルや綿混紡素材の「ドライポロ」は、その名の通り高い吸汗速乾性が最大の特徴です。汗をかいてもすぐに乾くためベタつきにくく、特に汗をかきやすい夏場には絶大な人気を誇ります。洗濯後の型崩れやシワの心配も少なく、お手入れが簡単なのも魅力です。近年はUVカット機能などを備えた高機能素材のポロシャツも充実しています。
軽量で真夏に最適「ポリエステル100%メッシュ」
ポリエステル100%のメッシュ素材は、非常に軽量で速乾性に優れています。通気性も抜群で、真夏のスポーツや屋外作業など、大量の汗をかくシーンに最適な素材と言えるでしょう。
肌触り重視なら「綿100%」
綿100%のポロシャツは、吸水性が高く肌触りが良好なのが特徴です。天然素材ならではの優しい着心地を好む方におすすめですが、洗濯で縮みやすいというデメリットもあるため、取り扱いには注意が必要です。
その他にも、裏側に吸汗ポリエステル糸を使用した交編鹿の子や天竺編みなど、伸縮性や肌触りにこだわった素材もあります。用途や快適さへのこだわりに応じて、最適な素材を選びましょう。
用途別・素材機能性別!プロが厳選するおすすめポロシャツ6選
ここからは、前述の選び方に基づき、おすすめのポロシャツを具体的なブランド・モデル名でご紹介します。今回は「キレイめ・ビジネスカジュアル向け」と「素材・機能性重視」の2つのカテゴリーに分けて、それぞれ3つずつピックアップしました。これらの商品は、オンラインストア(ECサイト)でも手軽に購入できます。
キレイめ・ビジネスカジュアルにおすすめの3選
POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフローレン) コットン メッシュ
言わずと知れた定番ブランド、ポロ ラルフローレンのポロシャツです。約19,800円~という価格帯は、上品な着こなしを求める方にぴったりです。素材はコットンメッシュで、細身のシルエットにストレッチが効いており、スマートで上品な印象を与えます。象徴的なビッグポニーロゴがアクセントとなり、キレイめスタイルとの相性が抜群です。ビジネスカジュアルでも、きちんと感と品格を両立したい方におすすめです。
JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)
約34,100円~とやや高価ですが、それに見合う上質な着心地を提供する英国発の老舗ニットブランドです。素材はニット綿などで、細いゲージの上品なニット素材が特徴。体に馴染む快適な着心地に加え、通気性、速乾性、さらには抗菌消臭機能付きのモデルもあり、機能性も兼ね備えています。ビジネスカジュアルを格上げしたい方や、素材の上質さにこだわりたい方に最適な一枚です。
LACOSTE L.12.12(ラコステ)
約16,500円~の価格帯で手に入る、ポロシャツの定番中の定番です。素材は綿鹿の子で、ワニのロゴマークが象徴的。シンプルながらも大人っぽく上品な雰囲気があり、鮮やかなカラー展開も魅力です。キレイめスタイルにも◎とされており、流行に左右されない普遍的なポロシャツを探している方におすすめです。
素材・機能性重視におすすめの3選
DESCENTE(デサント) スポーツポロ
約4,000円~の価格帯で、機能性を重視する方におすすめのスポーツブランド、デサントのポロシャツです。素材は主にポリエステルを使用しており、吸汗速乾性やUVケア機能に優れています。軽量で動きやすいため、スポーツシーンはもちろん、夏場の普段着としても使いやすいデザインが多いのが特徴です。汗をかく季節に快適さを求めるなら、ぜひチェックしたいアイテムです。
UNIQLO(ユニクロ) ドライカノコポロシャツ

約1,990円~という手頃な価格で手に入る、ユニクロのドライカノコポロシャツ。素材はポリエステル混で、吸汗速乾性に優れたエアリズム素材が使用されており、涼しく快適に着用できます。安価でありながら、色やサイズ展開が豊富なので、複数のカラーを揃えたい方や、日常使いでガンガン洗いたい方にもおすすめです。機能性を手軽に取り入れたい方に最適な一枚です。
無印良品 UVカットポロ
約2,990円~の価格帯で、UVカット機能を備えた無印良品のポロシャツ。素材はポリエステル混で、速乾性にも優れています。落ち着いたカラー展開なので、普段着としてはもちろん、オフィスカジュアルにも適しています。シンプルなデザインと機能性を両立しており、幅広いシーンで活用できるアイテムです。
まとめ
ポロシャツは、選び方のポイントを押さえれば、カジュアルからキレイめ、スポーツシーンまで幅広く活躍する非常に便利なアイテムです。用途に合わせたデザインやシルエット、そして快適さを追求するなら素材や機能性にも注目して選ぶことが大切です。
今回ご紹介したブランド・モデルも参考に、ぜひあなたにとって最高の1枚を見つけてください。
自分にぴったりのポロシャツで、この夏のおしゃれをもっと楽しみましょう!
参考
