「プログラマティックOOH」国内本格始動とDV360の特徴
「プログラマティックOOH」が国内でも本格的に始動しました。この新たなメディア戦略では、グーグルの広告管理プラットフォームであるDisplay&Video 360(DV360)の活用が重要な役割を果たすことになると推測されます。DV360は、広告主の皆さんがデジタルメディア全体にわたる広告キャンペーンを一元的に行えるクロスチャネルの広告配信ツールであり、デジタルメディアを横断する広告配信の最適化が可能です。
「TBS GAMES」の活用とDV360の効果
TV局の参入に加えて、ゲーム業界のデジタルマーケティングも活性化しています。TBSテレビはゲーム事業に本格参入し、「TBS GAMES」のティザーサイトを公開しました。ゲーム業界の拡大に伴い、ゲーム内広告も注目されています。DV360の特徴の一つに、プログラマティック広告の購入が可能な点が挙げられます。これにより、TBS GAMESなどの新たな広告媒体でも、広告主は効率的に広告展開が可能になります。
ScibidsのカスタムAI活用とDV360の可能性
広告効果の改善には、最適な運用とアルゴリズムの活用が不可欠です。「ScibidsのカスタムAIなら、最大70%以上の広告効果改善が見込める」というニュースが発表された。これを叶えるのはDV360のAI搭載の購入アルゴリズムと完全に統合されることです。AIはユーザーのコンテンツの喜好、閲覧履歴、検索履歴など、大量のデータからユーザーの行動を予測し、適切な広告配信を行います。
「Q&A CREATIVE」の提供とDV360の機能
マーケティング業界で最も注目される動向の1つは、消費者が広告を通じて自分の意見や気持ちを表現するというものです。「Q&A CREATIVE」の提供開始は、そのトレンドを具現化ています。そのエンゲージメントを最大化するための手段として、DV360の特徴である「精度の高いターゲティング」と「大規模リーチ」が有効でしょう。また、広告効果の測定と最適化まで一元的に行える機能を活用すれば、広報効果を一層高めることが可能です。
株式会社インティメート・マージャー代表取締役社長。
インティメート・マージャーでアドテクノロジーの事業領域で収集したオルタナティブデータを他の事業領域でも活用していく取り組みにトライしています。
この記事の中ではオルタナティブデータのセールステック領域での活用(インテントデータ)、小売領域での活用(リテールデータ)、金融領域での活用(クレジットスコア)、リサーチ用のデータ(インサイトデータ)などでの活用事例や海外での事例をご紹介させていただいています。
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