ECサイトの離脱率改善と集客の最新トレンド
本セミナーでは、株式会社インティメート・マージャー代表取締役の簗島亮次氏と、株式会社ハックルベリー代表取締役の安藤祐輔氏をお招きし、EC・D2Cの成長に欠かせない離脱率改善と、集客・コンバージョンレート向上のポイントについて議論いただきました。
登壇者紹介
簗島亮次氏(株式会社インティメート・マージャー代表取締役)
デジタルマーケティングとデータ分析の専門家で、ECサイトの集客支援を数多く手がけます。
ECサイトの規模感やリリース時期に合わせて、まず何をやるべきかを考えることが重要です。自社のコンバージョンレートを把握し、ボトルネックを見つけることから始めましょう。
安藤祐輔氏(株式会社ハックルベリー代表取締役)
Eコマースの販売支援とプラットフォーム構築のエキスパートで、Shopifyを活用した約2万店舗のストア支援実績を持ちます。
離脱率改善が難しいのは、ECサイト運営者の意識が攻撃的な施策に偏りがちだからです。コンバージョンレートを高めるためには、地道な顧客分析と改善の積み重ねが欠かせません。
ECサイトの成長に欠かせない、離脱率改善のポイント
簗島氏と安藤氏は、ECサイトの成長に欠かせないポイントとして、以下の3点を挙げました。
- 自社のステージに合った施策を実行する
- 顧客理解度の高いリーダーを中心に改善を進める
- コンバージョンレート改善ツールを活用する
特に、コンバージョンレート改善ツールについて、安藤氏は自社のサービス「COMチャット」を紹介しました。チャットボット型の導線で離脱率を下げ、Shopify純正の決済と連携することでCRMデータの蓄積も可能になるとのことでした。
集客チャンネルの最適化で、ECサイトに適したユーザーを獲得
簗島氏は、集客チャンネルごとにユーザー属性が大きく異なることを指摘しました。生成AIとDMPのデータを掛け合わせたレポートを活用し、各チャンネルに適したユーザー像を可視化することで、効果的なターゲティングが可能になると述べました。
まとめ
ECサイトの売上アップには、離脱率改善と集客チャンネルの最適化が欠かせません。自社のステージに合った施策を地道に積み重ね、顧客理解を深めながら改善を進めることが成功への近道と言えるでしょう。本日の登壇者の知見を参考に、ぜひ実践してみてください。