クッキー規制に対応したウェブ広告とサイト改善によるCBR最適化の秘訣
ECサイトの売上拡大に向けて、クッキー規制に対応した新規集客施策とサイト改善によるCBR最適化について、株式会社インティメート・マージャー代表取締役の簗島亮次氏が解説します。
登壇者紹介
本セミナーの登壇者は、株式会社インティメート・マージャー代表取締役の簗島亮次氏です。簗島氏は、データを活用した課題解決に長けており、脳科学やディープラーニングの研究、AIを用いた競馬予想など、幅広い分野で実績を残しています。
「インティメート・マージャーは、ターゲティング広告の領域におけるデータのインフラを提供しています。最近は、データを使った効率化や最適化のニーズが増えており、集客以外の領域でもデータを活用した課題解決に取り組んでいます。」
ECサイトが直面する新規集客の課題
多くのECサイトが新規集客に悩みを抱えています。その要因として、プレイヤーの増加によるパイの取り合い、クッキー規制によるターゲティング精度の低下、広告単価の上昇などが挙げられます。
「自分たちと似たECサイトではない会社のやり方を真似てみたが、うまくいかないケースが多いですね。事業規模やフェーズ、カテゴリーに合った方法を見つけ出すことが重要です。」
パフォーマンスDMPとEC-Forceで新規集客とCBR改善を実現
インティメート・マージャーのパフォーマンスDMPと、スーパースタジオのEC-Forceを活用することで、新規集客とCBR改善を効果的に行うことができます。
パフォーマンスDMPは、成果報酬型のインターネット広告サービスです。同業他社の統計データと比較しながら、最適な集客施策を提案してくれます。
EC-Forceは、売上利益の向上に特化したカートシステムです。ウェブ接客ツールやCRM施策など、コンバージョンレートを改善する豊富な機能を備えています。
「まずは、パフォーマンスDMPとEC-Forceを活用して、安定した新規顧客獲得のゴールデンパスを作ることに注力すべきです。その上で、中長期的にはマルチチャネル戦略を展開していくことが重要になります。」
2024年のEC事業拡大に向けて
2024年のEC事業拡大に向けては、オンラインとオフラインを融合したOMO(Online Merges with Offline)の取り組みが鍵を握ります。EC-Forceでは、実店舗の運営支援も行っており、オンラインで獲得した顧客をオフラインでもフォローアップできる仕組みを提供しています。
「オンラインとオフラインのチャネルを横断した戦略設計が必要不可欠です。いち早くOMOに着手できた事業者が、今後の売上拡大を牽引していくでしょう。」
まとめ
クッキー規制に対応しつつ、新規集客とCBR改善を両立させるには、自社の事業特性に合った施策選定が肝要です。パフォーマンスDMPとEC-Forceを活用しながら、オンラインとオフラインを融合したOMOの取り組みにもチャレンジしていくことが、2024年のEC事業拡大に向けた秘訣といえるでしょう。