SNSマーケティングとデータ解析で実現する最強のイベント企画
本記事では、SNSマーケティングとデータ解析を活用し、効果的なイベント企画を実現する方法について解説します。登壇者は以下の3名です。
- 株式会社インティメート・マージャー代表取締役 簗島亮次氏
- 株式会社BESW 代表取締役 田中千晶氏
- 株式会社ニューズベース マーケティング本部 インサイドセールス責任者 長谷部健氏
イベント・セミナー開催の現状
まず、長谷部氏よりイベントやセミナー開催の現状について解説がありました。
コロナ禍でオンラインウェビナーやカンファレンスが流行しましたが、コロナが収束したことで、対面型のイベントが再び増加していると感じています。(長谷部氏)
コロナ禍でオンラインイベントが増加しましたが、最近は対面型イベントが増加傾向にあります。ハイブリッド型のイベントも増えており、オンラインとオフラインを組み合わせることで参加者のリーチが拡大しています。
イベント集客におけるデータ活用
次に、簗島氏よりイベント集客におけるデータ活用について解説がありました。
イベントの集客で、量と質の両面で課題を感じていると考えている企業が増えています。(簗島氏)
イベント集客では、集客数(量)と参加者の質の両方が課題となります。自社のリードに加え、セカンドパーティーデータと呼ばれる他社とのアライアンスによって得られるデータを活用することで、効率的な集客が可能になります。
セカンドパーティーデータとは、自社データと外部データの中間に位置するデータのことを指します。例えば、顧客企業との共同セミナーを開催する際、互いの顧客リストを共有し、集客を行うことなどが該当します。
SNSマーケティングの重要性
最後に、田中氏よりSNSマーケティングの重要性について解説がありました。
Xアカウントやオンラインイベントで出会った人とエンゲージメントを深め、その後セミナーを出口戦略として活用するのは、クライアントでよく見られる手法です。(田中氏)
SNSを活用し、日々の投稿で顧客との関係性を築くことが重要です。イベント告知だけでなく、普段の活動や出会った人との交流などを投稿することで、エンゲージメントを高めることができます。その上で、セミナーへの誘導を行うことで、効果的な集客が可能になります。
また、インフルエンサーマーケティングについても言及がありました。
フォロワーが多いインフルエンサーを無理に雇ってSNS運用を任せるよりも、会社愛のある普通の社員に愛情を込めてツイートしてもらう方が効果的だと思います。(田中氏)
まとめ
イベント企画において、SNSマーケティングとデータ解析を活用することで、効果的な集客が可能になります。ポイントは以下の3つです。
- オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型イベントの実施
- セカンドパーティーデータの活用による効率的な集客
- SNSを通じた顧客とのエンゲージメント向上と、セミナーへの誘導
自社の強みを活かしつつ、これらの施策を取り入れることで、イベント企画の成功に繋げていきましょう。