こんにちは。株式会社インティメート・マージャーのデジタルマーケティング担当です。リスティング広告の運用を代理店に任せる際、失敗を避けるためには適切な代理店選びが重要です。しかし、数多くのリスティング広告代理店の中から、自社に合った代理店を見つけるのは簡単ではありません。そこで今回は、リスティング広告代理店選びで失敗しないための7つのチェックポイントを解説します。これらのポイントを押さえることで、自社のニーズに合った信頼できる代理店を見つけることができるでしょう。
運用実績と専門性をチェック
まず確認したいのは、代理店の運用実績と専門性です。リスティング広告の運用経験が豊富で、自社の業界や商材に関する知見を持つ代理店を選ぶことが重要です。代理店の過去の成功事例や、担当者の経験・スキルを確認しましょう。特に、自社と同じような業種・業態の企業での運用実績があれば、より効果的な運用が期待できます。
運用体制と担当者の専任制を確認
次に、代理店の運用体制と担当者の専任制を確認します。リスティング広告の運用は、日々の細かな調整や改善が欠かせません。そのため、担当者が複数の案件を兼任していると、十分な対応が難しくなります。専任の担当者が付き、定期的な報告会や提案があるかどうかを確認しましょう。また、担当者の交代が頻繁に起こると、運用の継続性が損なわれる可能性があるので注意が必要です。
レポーティングの頻度と内容をチェック
代理店との連携において重要なのが、レポーティングの頻度と内容です。単に数値の報告だけでなく、施策の効果や改善提案なども含めた、わかりやすいレポートが提供されるかどうかを確認しましょう。また、レポーティングの頻度も重要です。最低でも月1回は報告会を行い、運用状況を共有できる体制が望ましいでしょう。
運用手数料の料金体系を確認
リスティング広告代理店に支払う運用手数料は、料金体系によって大きく異なります。固定費型、パフォーマンス課金型、広告費の一定割合など、様々な料金体系があるので、自社に合ったものを選ぶ必要があります。また、初期費用の有無や、最低契約期間、解約条件なども事前に確認しておきましょう。料金体系が不明瞭な代理店は避けた方が無難です。
広告アカウントの所有権を確認
リスティング広告の運用を代理店に任せる場合、広告アカウントの所有権が代理店に移ることがあります。これでは、代理店を変更する際に引き継ぎがスムーズにいかない可能性があります。そのため、広告アカウントは広告主側が所有し、代理店には管理権限のみを付与する形が理想的です。 アカウントの所有権や、運用データの開示について、事前に代理店と合意しておくことが重要です。
運用プロセスと改善提案力を見極める
優れたリスティング広告代理店は、PDCAサイクルを回しながら運用の改善を続けていきます。代理店の運用プロセスを確認し、仮説検証に基づいた改善提案力があるかどうかを見極めましょう。単に運用を代行するだけでなく、広告主の事業成長に貢献できる代理店を選ぶことが重要です。自社の課題に合わせた的確な提案があるかどうかがポイントになります。
リスティング広告以外の知見も確認
リスティング広告は、デジタルマーケティング施策の一部に過ぎません。優れた代理店は、リスティング広告だけでなく、SEOやSNS広告、コンテンツマーケティングなど、幅広い知見を持っています。自社の中長期的なデジタルマーケティング戦略に合わせて、リスティング広告以外の領域でもサポートしてくれる代理店を選ぶと、より効果的な施策の立案・実行が可能になります。
まとめ
リスティング広告代理店選びで失敗しないためには、以下の7つのチェックポイントを押さえることが重要です。
- 運用実績と専門性をチェック
- 運用体制と担当者の専任制を確認
- レポーティングの頻度と内容をチェック
- 運用手数料の料金体系を確認
- 広告アカウントの所有権を確認
- 運用プロセスと改善提案力を見極める
- リスティング広告以外の知見も確認
これらのポイントを踏まえて代理店選びを行うことで、自社のニーズに合った信頼できるパートナーを見つけることができるでしょう。リスティング広告の運用は、事業の成長に直結する重要な施策です。適切な代理店選びに時間をかけ、費用対効果の高い運用を実現していきましょう。