LINE広告の新たな展開!YDAからの配信範囲拡大によるメリットとは

city with high rise buildings during night time LINE広告
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LINE広告の新たな発展とYDAの配信範囲拡大

LINE広告は、そのユーザー数本数と確固たる地位を背景に、マーケティングの重要な手段となっています。日本国内だけでも8800万人以上が毎月アクティブに利用しているLINEは、ユーザーの生活に密着したプラットフォームと言えます。そのため、ユーザーの関心や興味を的確に把握し、ターゲティングした広告を配信することで、広告の効果を引き出すことが可能となります。

そして、その中でも更なる広告効果を見込めるのが、「YDA(YDNとDiscoveryのオーディエンス連携)」です。YDAは、ヤフージャパンとLINEが連携した広告配信サービスで、ヤフーとLINEの広告配信範囲が合算されるため、より広範囲、かつ精度高いターゲティングが可能となります。しかも、YDAから配信される広告は、LINEトーク画面、ニュースタブ、タイムラインなど、ユーザーの日常的な触れ合いの中に自然と溶け込む形で表示されるため、押しつけがましさを感じさせず、消費者の関心を惹きつけることが可能です。

YDAからの配信範囲拡大のメリット

YDAの最大のメリットはなんと言っても、その広範囲な配信範囲と高い精度です。日本のインターネット人口の約80%をカバーするヤフーと、月間利用者数が8800万人以上いるLINE。これら2つの巨大なプラットフォームが提携し、一つの広告配信ネットワークを形成することで、広告のリーチ可能範囲が広がります。

しかも、これまでそれぞれのプラットフォームで蓄積されたユーザーデータを基にした広告配信が可能になることで、より個々に最適化された広告を配信することができます。例えば、ユーザーがどのようなキーワードで検索を行っているか、どのような記事に興味を示しているか、どのような商品をチェックまたは購入しているか等、これまでそれぞれのプラットフォームが把握していたユーザーの行動履歴や興味関心を一元化し、これをもとに広告を配信することで、それぞれのユーザー個々のニーズに応えた広告を表示することが可能になります。

広告のパフォーマンス向上と効率的な運用

これにより、配信される広告の精度が上がり、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。あらゆる広告主が共通して目指す、”高いROIが期待できる広告配信”を実現できます。また、YDAでは、広告の配信結果をリアルタイムで確認可能。そのため、広告のパフォーマンスチェックと改善をより短いサイクルで行え、広告運用の効率化を図ることができます。

また、YDAの配信には、ヤフーデータマネジメントプラットフォーム(DMP)「AudienceOne」に蓄積された豊富なユーザーデータが活用されます。このため、ユーザー属性ごとのセグメンテーションがより細かく行え、マーケティングの火力を集中させたいターゲット層に対して、よりダイレクトに広告を届けることが可能となります。

まとめと今後の展望

YDAの配信範囲拡大により、より精度の高い広告がより広範囲に配信可能になり、広告のパフォーマンス向上と運用効率の向上が期待できます。また、広告主にとっては、ユーザーとの接触機会が増大し、コミュニケーションの質も上がり、ブランディング、新規顧客獲得、購入促進など、あらゆる目的を達成するための助けとなり得ることでしょう。

そして今後、さらにヤフーとLINEの連携が進展する中で、広告の配信範囲や精度はさらに進化し、広告主にとってさらに価値のある広告の発信が可能となると期待されます。これからも「YDA」にご注目ください。